アジア研修からマレーシア短期留学へ!興味関心を追求し、新しい挑戦へ
自分で考え、自分で判断し、自ら行動する。仲間と協働し、失敗や間違いを恐れずに、興味関心のあることを追求し、新しいことに挑戦し続ける。それがドルトン東京学園の“学ぶ楽しさ”と“創る喜び”を享受し、学校生活を謳歌する生徒たちの姿です。
「ドルトンには、自分のやりたいことを全力でやれる環境があります。部活や勉強だけでなく、何でも興味を持って挑戦する人を友達も先生も全力で応援してくれる。自分の思ったことに挑戦するから、失敗してもいいし、挫折することがないんです」そう話すのは、高2のY.T.くん。厳しい審査を乗り越え、文部科学省の「トビタテ!留学JAPAN」に選ばれて、この夏、マレーシアでの短期留学に向かいます。
アジア研修で企業プレゼン
Y.T.くんがマレーシアに興味を持ったのは、高1で参加したアジア研修でした。ドルトンでは、海外研修やターム留学、アカデミックイヤー留学など、海外に触れる多様な機会があります。アジア研修もその1つで、インド、インドネシア、マレーシア、スリランカの4カ国(2023年度)から行き先を選択。訪問国が抱える社会課題への理解を深め、解決に向けた仮説を立てます。現地ではインタビューやアンケート等を実施して、仮説を検証します。
Y.T.くんたちは、滞在中に先住民族や難民の伝統的な職人技を生かした製品を展開する現地のアパレル企業「EarthHeir」に向かいました。一緒に取り組んだY.M.くんは言います。
「この会社の商品を日本で売る企画を提案しました。ドルトンの文化祭で販売し、(商品が)どのように作られているのかも動画などで紹介しました。また、ドルトンのロゴの入ったコラボ商品もデザインし、結果的にいい売り上げを還元することができました。提案から商品選び、値段設定まで現地とやり取りしつつ成し遂げられました」
多文化共生に関心を持つ
そのマレーシアで、Y.T.くんは、多文化共生と多様性のあり方に興味を持ちました。 「マレー系、インド系、中華系と人種も宗教も多様なマレーシア。欧米のように同じ地域で混ざるのではなく、居住エリアや宗教を分けつつも、共に暮らしている独自のあり方は、多文化共生について将来の解決策があるかもと思いました」
トビタテ留学JAPANに応募していた他の生徒と情報交換をしたり、応募文を何度も書き直したりしながら、主体的に挑戦し、見事合格!留学中も、現地で取材や調査をする予定を自分で立てています。帰国後は、校内のラボ活動など外への発信も視野に入れています。ドルトンでは、普段の学校生活で互いの学びを共有し、深め合うのが、自然な姿です。
「一期生なので、最初は不安でしたが、委員会も部活もないところから作るのが当たり前になり、開拓できるのは楽しいです。今は起業ラボで事業プランを作り、企業プレゼンなどもしています」とY.M.くん。
「小学生のときは僕も明確な目標はなかったし、最初は授業について行くのが精一杯でした。でも、先生たちから学ぶことやいろいろ挑戦する仲間たちから刺激を受け、自分の興味を突き詰められるようになってきました」とY.T.くん。
ドルトン生のさらなる挑戦と飛躍が楽しみです!
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
ドルトン東京学園中等部
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最寄駅/
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スクールバス:京王線「仙川駅」、東急線「二子玉川駅」からあり。