ヨーロッパのボーディングスクールの伝統―21万坪の広大な敷地に18都道府県からつどう
本学院は、自己形成の最中にある中高時代、都会の喧噪から離れて集中して学び、自己確立を目指すヨーロッパのボーディングスクール(寄宿学校)の伝統を受け継いでいます。富士山を仰ぐ広大な森や茶園に包まれた静謐なキャンパスで、キリスト教の人間観のもとフロンティア・スピリットを持って真の共生を生きる人を育てます。
「すべての教員が、生徒一人ひとりの名前を覚えられる学院であるように」という創立者マドレーヌ・ソフィー・バラの思いが少人数教育(1学年2クラス)の中で大切に受け継がれています。高校3年生が新入生一人ひとりをサポートする「エンジェル制度」、“Be Elegant”をモットーに他者への思いやりを育むマナーブックにも定評があります。学院生活において全員が何らかの役割を担い、体験的にリーダーシップを学びます。異年齢間の交流も盛んで、育まれた絆は生涯にわたりお互いを支えます。
通学生より寄宿生が多い構成、留学生・帰国生・留学経験者の存在等により生み出されるダイバーシティ。日常の中で自然に培われる人間力は、多様な文化に生きる人々との境界を越えていく土台となります。通学生は首都圏等から新幹線での通学も可能です。寄宿生は平日は寄宿舎セントマドレーヌで、週末は家庭で過ごす週末帰宅型の生活です。
生徒たちは、Design Your Future Programの中で自分の過去・現在・未来の生き方を見つめ、軌道修正しながら主体的に6年間をデザインします。1年間の長期留学制度(単位認定可)、ターム留学、短期交換留学も、自ら、いつ、どこに、なぜ行くのかを家族と相談し決定します。英語圏だけではなく様々な第2外国語圏を選択する生徒も多いです。多彩なプログラムの中には、ワールドワイドな聖心ネットワークを生かしたものも多く、高校2年生全員で出かけるフランス「ルーツへの旅」は、フランスの聖心関係者とのハンドメイドで、創立者の生家、ユネスコ本部の国際会議場等で研修します。
「自らの未来」を、「他者や地球の未来」とのつながりの中でとらえていけるようユネスコスクール・ネットワーク、産官学連携、聖心女子大学・上智大学等との高大連携、他校とのクロスラーニング等の中で教育がなされます。グローバル化やAIがもたらす光と影が複雑に錯綜する現代にあって、社会をよりよく変容していくための新しい生き方を提示し、信念とクリエイティビティをもって生き抜いていける人を育てたいと願っております。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
不二聖心女子学院中学校[学校HP]https://www.fujiseishin-jh.ed.jp/
〒410-1126 静岡県裾野市桃園198 Tel.055-992-0213
最寄駅/JR東海道新幹線 東海道線・伊豆箱根鉄道駿豆線「三島駅」タクシー(20分)。
<スクールバス>JR御殿場線「裾野駅」から10分、「三島駅」から25分。