私学探検隊

5つの柱で養う未来への翼 世界市民力を育成

今年4月、目黒星美学園中学校は「サレジアン国際学園世田谷中学校」と改称し、北区赤羽のサレジアン国際学園に続き共学化、さらに「本科クラス」と「インターナショナルクラス」の2コース制になりました。新校名「サレジアン」は「97カ国で教育事業を行う女子修道会サレジアン・シスターズの学校という意味です」とインター推進部部長の上田かおり先生。「国際学園」は、同校の新教育方針が目指す「世界市民力」を育成する学校であることを示しています。 その新教育方針は「5つの柱」と呼ばれ、カトリックの精神に基づいた「心の教育」を土台としつつ、グローバル時代に必要な「考え続ける力」、「言語活用力」、「コミュニケーション力」、「数学・科学リテラシー」を育みます。「本科」と「インターナショナル」の2コースも5つの柱から生まれました。

「本科クラス」は徹底的な探究型

本科クラスは同科推進部部長の市橋朋之先生にお話を伺います。 「本科は、いわゆる『普通科』ではありません。徹底的な探究を行うコースです。探究は学問だけではなく、自己理解へ、そして哲学へとつながります。アイデンティを探って行くことが本科の重要な柱です」と市橋先生。 同校ではPBL(問題解決型学習)が2コース共に導入されており、「考え続ける」ことによって論理的思考力や共感力を伸ばします。 本科クラスの6年間は、プレゼミからゼミEXまで探究の連続。「ゼミはキャリア形成にも関わっていきます。先日、筑波大が『面接と小論文による入試改革』を行うと発表したようですが、本科のゼミを通して自らの探究テーマを発見し、深化することで様々な大学入試にも対応できる力を養います」と市橋先生。

6年間で「考え続ける力」が育まれます。

「インターナショナルクラス」はグローバル思考を育成

グローバル社会で活躍できる人の育成が目標の同コースでは、中学入学時の生徒の英語力に応じて「スタンダード」と「アドバンスト」の2グループがあります。スタンダードは、これから語学力を身につけて国際的な活躍を目指すグループ。帰国子女などハイレベルな英語力をもつアドバンストでは、数学・理科・社会の授業も英語で行われます。 しかし4教科以外の授業やホームルームは、あえて両方の生徒をミックスしています。「スタンダードとアドバンストの生徒でバディを組み、それぞれが日本語、英語のサポートをしています」と上田先生。 「毎日、英語のシャワーを浴びている状態」(上田先生)という同コースでは、英語未経験でも1年の1学期後半には早くも英語を話し始める生徒もいるとのこと。

校内では英語が普通に使われています。

最後に、市橋先生と上田先生から受験生の皆さまにメッセージです。

市橋朋之先生
「本科クラスは探究活動がメインです。探究や研究をやってみたい、好きなことを徹底的に極めたいという、熱い思いのお子さんにはぴったりではないでしょうか。学校説明会などで、ぜひ本校を見て欲しいですね。お待ちしています。」

上田かおり先生
「インターナショナルクラスでの6年間は、東京の世田谷にいながら、豊かな国際感覚が身につく毎日になると思います。英語をマスターし、グローバル思考を鍛えていきたいお子さんは、ぜひ学校説明会などへ来てみてください。お待ちしています」

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

サレジアン国際学園世田谷中学校
[学校HP]https://salesian-setagaya.ed.jp
〒157-0074 東京都世田谷区大蔵2-8-1 Tel.03-3416-1150
最寄駅/小田急小田原線「祖師ヶ谷大蔵駅」徒歩20分。「成城学園前駅」から路線バス10分。

スクールバス:「二子玉川駅」から15分。

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