大学との連携プログラムで自分らしい未来を選ぶ力をつける
75%が内部推薦で
女子美術大学へ
美術系への進学が90%という女子美術大学付属中学校・高等学校。美術系のなかでも内部進学率の高さが特徴で、昨年度は75%以上の生徒が女子美術大学へ進学しました。
内部進学率の高さの背景には、アーティスト、クリエイター、プランナーなどさまざまな分野で活躍する女子美術大学の卒業生の姿があります。広報部の並木憲明先生によると、「卒業生たちが、いい意味で『好き勝手に』楽しそうに活躍している姿を見て、付属生は安心して内部進学を決めることができる」といいます。
中高では、生徒たちが大学を卒業したあとに自分らしさを発揮しながら活躍できるように、大学との連携プログラムを充実させています。
さまざまなフィールドで活躍する女子美卒業生
画家、デザイナー、イラストレーター、スタイリストなど、卒業生は多彩な分野で活躍しています。なかには、誰もが知っている作品やキャラクターを手掛ける卒業生も
アートディレクター/グラフィックデザイナー 吉田 ユニ 付属中学・高校卒業、女子美術大学芸術学部デザイン科卒業。広告、プロダクトデザイン、装丁、パッケージデザインなど多方面で活躍中 |
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株式会社サンリオ キャラクタークリエイション室 クリエイター Amy(エイミー) 付属中学・高校卒業、女子美術大学芸術学部メディアアート学科卒業。サンリオ入社2年目に参加した社内コンペで「ぐでたま」を発表 |
多くの体験プログラムから
自分らしい将来を考える
例えば、1年に1度、中高生の美術の授業に女子美術大学・短期大学部の教授が訪れ、連携授業を受けることができます。「大学の授業や教授の雰囲気を知る機会になりますし、生徒たちは教授から直接自分の作品を講評してもらうことで刺激になります」(並木先生)
高校1年次には、キャンパス見学会として、相模原・杉並の両キャンパスを1日ずつ訪問し、学科構成などの説明を受け、実際の制作現場を見学します。高校生はキャンパスの雰囲気を感じながら、大学生が学ぶ姿を見て自分の進路を考えます。
高校2年次の春には、大学・短期大学部の16すべての研究室の先生を招き、学びの内容を教えてもらう専攻領域別説明会を実施します。生徒自身が興味のある専攻・領域を3つ選び、大学の先生と話をしながら進路を絞り込んでいきます。
高校2年次の夏には、生徒達が女子美術大学へ出向き制作体験を行うワークショップが行われます。
相模原・杉並の両キャンパスで20以上の講座があり、生徒は自分の興味や希望進路にあわせて複数の講座を受講することができます。
また、社会の第一線で活躍する有名な卒業生を招いて、講演会を行うこともあります。付属時代の思い出や、現在のキャリアを築くまでのお話を聞くことで、生徒たちは多くの選択肢のなかから自分の将来を考えることができます。
内部進学だけでなく、他美術大学や美術以外の一般大学への進学のサポート体制も万全です。高校2年次の2学期末に美術系以外の進路を希望した生徒は、3年次の美術科目を他教科の授業に振替え、受験体制に入っています。同校は、美術教育に重点を置いているものの、美術科ではなく普通課程の高校のため、早稲田大学やMARCHなど一般大学への進学も十分に可能なのです。
自分の好きなことに邁進し、制作に没頭しながら、自分らしく進路を選択していける環境があります。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
女子美術大学付属中学校
[学校HP]http://www.joshibi.ac.jp/fuzoku/
〒166-8538 東京都杉並区和田1-49-8 Tel.03-5340-4541
最寄駅/
メトロ丸ノ内線「東高円寺駅」徒歩8分。