セルフリーダーシップでも自己肯定感を高め主体的な人生を歩み、社会にも貢献する
自らを理解し、長所を活かすセルフリーダーシップ
1886年に女性の社会的自立を目指して設立された共立女子学園の教育理念は「誠実・勤勉・友愛」。2024年に創立40周年を迎える共立女子第二中学校では、その教育理念にもとづき、「セルフリーダーシップを身につけ、広く社会に貢献できる自立した女性」の育成を行っています。
「従来のリーダーシップは統率型のリーダーを指しますが、セルフリーダーシップとは自分で自分をリードし伸ばす力です。自分の長所に気づき自ら育てることで、周囲によい影響を与えていくことができる。そんなセルフリーダーシップを発揮できる人材を育成していきます」(入試広報部主任・戸口義也先生)
その実現のために体験を重視した学びを幅広く積極的に導入。中2の国語では中国の故事熟語「漁夫辞」の242文字を書写する授業があったり、理科では入学してすぐに豊かな自然に恵まれたキャンパス内を1時間かけて散策。敷地内に生息する珍しい植物などの生態をリアルに観察します。理科の実験が多いのも同校の特徴で、3年間で実験は100回にも上ります。また、英語では4技能統合型の授業が充実。音読とライティングをセットにしたペアワークを多用するほか、生徒同士、先生と生徒で積極的に英語を話す機会が多くあります。英語の授業は、学年をまたいで教科書を反復学習する「レイヤードメソッド」を導入することで、中学英語を全員が100%マスターできるようにします。
「以前は英語が苦手な子もいましたが、今では多くの生徒が『英語が好き』と言ってくれます。2022年度には高校に英語コースも新設。同コースでは全員がニュージランドにターム留学するなど、体験と学びがより密接にリンクしています」
自分のために、社会のためにどう生きるかを考える
体験を重視するのは、学業以外の分野でも同じです。関東大会で優勝したゴルフ部や茶道と華道を行う和躾(なごみ)部など、体育系・文化系合わせて中学では17のクラブが活発に活動。
「1回だけで終わるのではなく、3年間継続してクラブ活動をやり続けることでさまざまな学びを得ることが、セルフリーダーシップにもつながっていきます」
学校行事も毎月のようにさまざまなものがあり、体育大会、白亜祭(文化祭)のほか、英文を暗唱する「レシテーションコンテスト」、自分の考えをプレゼンテーションをする「主張大会」などと充実。
キャリア教育では、中学での職業体験、高校でのキャリア講演会などを通じて自分の軸を見つけて、大学や職業という切り口に縛られない、「人生のコンパス」を切り拓いていくことを目指します。
「共立女子学園の学びのゴールは、実業=自分にも社会にも貢献することにあります。だからこそひとりひとりが自分のよさを理解し、自己肯定感を高めて、自分なりの未来を切り開く意欲を大切にしたいですね」
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
共立女子第二中学校
[学校HP]https://www.kyoritsu-wu.ac.jp/nichukou/
〒193-8666 東京都八王子市元八王子町1-710 Tel.042-661-9952
最寄駅/
スクールバス:JR中央線・京王高尾線「高尾駅」から15分(乗場までの徒歩を含む)、JR中央線 八高線 横浜線「八王子駅」から20分。「みなみ野・七国循環ルート」もあり。