国や学校の枠を超えて進化し続ける国際教育
本当に必要な国際教育のために独自プログラムを実施
「本校では、国際教育を、英語力を伸ばすだけのものだとは捉えていません。大切なのは、国の枠を超えて活躍できる教養とコミュニケーション力をつけること。世界の仲間と手を取り合って、どうやって今の社会を良くするかを考えられる人材を輩出したい」と話すのは、巣鴨学園国際教育部部長の岡田英雅先生です。今回は、同校のさまざまな英語プログラムを牽引してきた岡田先生に、「Sugamo Summer School (以下SSS)」と、「Double Helix」についてお話を伺いました。 同校は、2002年からイギリスの伝統校、イートンカレッジが主催するサマースクールに首都圏の男子校の中で唯一参加してきました。ただし、対象は高校1、2年生のみ。そこで、中学生でも参加できるように開設されたのがSSSです。 SSSでは、イートン・カレッジサマースクールで指導経験を持つ先生を含めた優れた講師陣などが自身の専門を活かしたオリジナル授業を実施。「元セミプロ歌手や水泳の元英国代表選手などユニークな経歴の講師ばかり。水泳や歴史、音楽などだけでなく、自身の失敗談なども語ってくれるので、生徒は興味津々で聞いています」(岡田先生)。
先生の魅力が生徒を変えるきっかけに
「生徒たちは先生の人格や教養の深さに感動し、あんな大人になりたい!と、憧れを抱くことで、成長していきます」(岡田先生)。SSSに参加したことがきっかけで、「世界中のおもしろい人と話したいからもっと英語を勉強したい!」と英語に目覚める生徒も。「英語はおもしろい人や場所にアクセスするための道具にすぎません。先生の魅力に触れることが生徒を変えるきっかけになるのです」(岡田先生)。
2020年には、歴史・医療・芸術などを学ぶ(オンライン)国際教育プログラム「Double Helix:Online」が始まり、医師や研究者がイギリスから来日して実施する「Double Helix:Translational Medicine」は今年で2回目、さらに、8月には市川学園と鷗友学園が「Double Helix: Ichikawa x Ohyu」を初開催するなど、同校の国際教育は国や学校の枠を超えて進化し続けています。
「本校には皆さんの可能性を開くしかけがたくさんあります。感動を積み重ね、夢を見続ける力を育みませんか」(岡田先生)。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
巣鴨中学校
[学校HP]https://www.sugamo.ed.jp/index
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