子ども時代には子どもの時にしかできないことが山ほどあります。しかし、大人が無理やり型にはめ込んでしまえば「虐殺されたモーツァルト」が生み出されるだけです。本校は生徒自身が「自分探しの旅」をしながら「なりたい自分に目覚める」ことを大切にしています。それには豊かな体験が必要です。本校がフィールドワークや実験実習を取り入れたアクティブラーニングを実践しているのはそのためです。その基軸は、考え方に自由度を持たせた「プロセス重視」の多様性を育む教育です。

本校の卒業生が述べています。「私は雨の日の校舎が大好きだった。湿った空気を呼吸しながら階段を上るとき、どれだけ多くの生徒が自分の夢を抱えてこの階段を上ったことだろうかと思いを馳せた」と。この生徒は卒業後作家となり松本清張賞を受賞しています。

生徒は学校によってではなく、その「学校の意味」によって成長していきます。その「意味」を「意義あらしめること」が、私たち大人の役目です。虫博士がいて、星博士がいて、ゲーム博士がいて、なきべそ君や笑い上戸君がいてこその学校です。多様性を認めあうとはそういうことです。本校は「なりたい自分になる！」という君のその夢を応援します。

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