私学探検隊

全員がプレゼンを行った学園祭。学習成果を存分に発信

PBL型授業で論理的思考力や
プレゼン力を磨く

全教科でPBL型授業を導入し、論理的思考力やプレゼンテーション力を磨く教育を行うサレジアン国際学園。

本科クラスでは、ゼミごとの教室にて、来場者に個人研究の成果をプレゼンした

PBL(Project based learning)型授業とは、正解のない課題に対して、生徒が主体的に最適解を構築するための授業で、単元ごとに教員から投げかけられるTrigger questionを受け、生徒は自分なりの答えを構築していきます。

その過程では、生徒が主体的に考え、自ら根拠となる情報収集を行い、様々な知識に触れたうえで最適解を導き出す方法を学んでいきます。

自分なりの答えを導き出したあとにはグループで話し合いを行い、自分では考えつかなかった意見や秀逸な理論展開を耳にします。そして「最も説得力のある人の意見」をグループ代表意見として採択し、クラス全体へプレゼンを行います。

この授業を導入する際、保護者から「いつも同じ生徒ばかりプレゼンをするようになるのではないか」と心配の声もあったそうですが、実際に授業が始まってみると、あらゆる生徒が発表を行う姿があったといいます。

「教科や単元の内容の得意・不得意もありますし、Trigger questionとして問われるのは正解のない議題なので、誰も思いつかないような発想がグループの意見として採択されることもあるのです」(尾﨑正靖先生)

保護者から驚きの声が
あがった学園祭でのプレゼン

毎日の授業で身についた論理的思考力やプレゼンテーションの力が発揮されたのが、10月に行われた学園祭です。

インターナショナルクラスは英語でプレゼンテーションを実施

本科クラスの中学2年生から高校2年生までは、各ゼミごとに設けられた部屋で、全員が個人研究の成果をポスターセッションの方法で発表。中学1年生とインターナショナルクラスは、それぞれ決まったテーマで英語でのプレゼンテーションを行いました。

さらに、学園祭のなかで行われた学校説明会では、中学1年生の代表者2名が、来場者約300人の前で「サレジアン国際学園での6年間をどのように過ごすか」というテーマでプレゼンテーションを行いました。

生徒自らが用意した資料をプロジェクターにうつしながら、ピンマイクをつけてジェスチャーを交えながらのプレゼンに、来場者からは、「このレベルのプレゼンは、海外の学校でも見たことがない」など驚きの声が多く挙がったといいます。

「4月からの約半年間ではありますが、PBL型授業によって、論理的思考力だけでなく『コミュニケーション力』が確実に身についたと言えるのではないかと思います」(尾﨑先生)

日々の授業を通じて、国際社会に通用するプレゼンスキルを獲得した生徒は、世界市民として羽ばたきます。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

サレジアン国際学園中学校
[学校HP]https://www.salesian.international.seibi.ac.jp/

〒115-8524 東京都北区赤羽台4-2-14 Tel.03-3906-7551
最寄駅/メトロ南北線・埼玉高速鉄道線「赤羽岩淵駅」徒歩8分。JR京浜東北線など「赤羽駅」徒歩10分。 「赤羽駅」からバス「師団坂通り」。

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