伝統と人間力を高める教育にさらに新たな取り組みで新時代のリーダーを育成
創立当時から受け継ぐ
時代の求めに応じた
リーダーの育成
成城中学校は1885年に「文武講習館」として創立。2023年で139年になる伝統ある男子進学校です。
当初の校名にあるように、文武両道の教育方針が今日まで受け継がれ、校章「三光星」が象徴する「知・仁・勇」を備えた男子の育成を目標としています。
カリキュラムの改編を行い、数学統計、国語表現、論理(英語)表現などの学校独自授業の設定をしました。また、単元別先取り学習を効率よく行えるようになり、生徒は無理なく高度な内容に取り組むことが可能となりました。これにより、確かな基礎学力が定着していきます。ICTの整備も進み、生徒一人ひとりにタブレットが用意され授業をはじめ、探究活動や課外活動、行事などにおいても活用されています。
中高完全一貫化に
ともなった独自の授業を展開
中高完全一貫化により、高校の学習の中学での先取りがよりスムーズにできるようになりました。その1つに中学1年時の独自授業「数学統計」があります。小学校での「プログラミング教育」と高校の科目「情報I」をつなぐものとして設定されています。基礎的なタイピングの練習から始まり、アルゴリズムやデータ処理の考え方も含めたプログラミングの学習も行います。これからのビッグデータ時代に対応する能力の育成を行います。
「文武両道」による
人間力育成を目指す
同校では「特進コース」などのレベル別のコース分けは行っておらず、進路希望に合わせたコースが敷かれています。これは、「男子の実力は教科の学力だけでは測りきれない」ということと、建学の精神「文武両道」を、みな等しく実践してほしいという願いからです。100年近く続く「臨海学校」では、高2の補助員がリーダーシップを発揮して中1の面倒をみる場面があり、高2生は中1生にとっての良きロールモデルとなり、中1生はその姿に憧れます。このような縦の関係はクラブや学校全体の行事において効果を発揮します。勉強だけではなく、行事・クラブも大事にして、文武両道で人間力を育んでいる同校です。
新たなグローバル教育
プログラムを追加
グローバル教育のひとつ「グローバルスタディズ・プログラム」は、夏期休業中に、東京大学の留学生やカリフォルニア大学バークレー校をはじめとする世界のトップ校の学生を招きました。このプログラムでは議論・企画・発表をすべて英語で行い、様々なテーマについて話し合います。また、実際に現地を訪れるオーストラリア、台湾の各グローバルリーダー研修も実施しています。
さらには、ホームステイをしながら現地校に一学期間通学をする「ニュージーランド・ターム留学」、現地での調査活動を行う「カンボジアキャラバン」もスタートしました。これらの研修は、単に語学の習得だけでなく、自己実現・自己確立を促すことを目的としています。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
成城中学校
[学校HP]https://www.seijogakko.ed.jp/
〒162-8670 東京都新宿区原町3-87 Tel.03-3341-6141
最寄駅/
都営大江戸線「牛込柳町駅」徒歩1分。都営大江戸線「若松河田駅」徒歩6分。メトロ東西線「早稲田駅」
徒歩12分。都営新宿線「曙橋駅」徒歩13分。