私学探検隊

初心者から経験者まで 中学・高校の垣根なく男女が一緒に練習 「毎日部活に行くのが楽しみで仕方ありません」

中高男女が一緒に活動する数少ない運動部

小学生のときは野球をやっていたという岡崎太亮くん(中2)。中学生になってどの部活に入ろうか考えていたときに、友人から誘われて見学してみたのがバドミントン部でした。「野球に比べたら簡単そう」、そんな気持ちでラケットを思いっきり振ってみたら、見事に空振り。「えっ?なんで当たらないの?」とショックを受けたと言います。でも、先輩たちがやさしく丁寧に教えてくれたおかげで、本入部を決めたときにはだいぶ上達したそう。

一方、3つ上のお兄さんも山手に通っているという塗木小茉さん(中1)は、お兄さんの背中を追って迷うことなくバドミントン部に入部。お兄さんは小学生のときからバドミントンのクラブチームに入っていた経験者ですが、塗木さんは初心者でした。

同校のバドミントン部は、中学生と高校生の男女が一緒に活動をしているのが大きな特徴です。文化部では珍しくありませんが、運動部は扱うボールやルールが違ったり、体力面での差があったりすることから別々に活動することがほとんど。ラグビー部などは中高生が一緒に練習をしていますが、「中高生の男女が一緒に」となると本当に限られます。

「高校生の先輩とラリー練習をしたり、コート内の動きを教えてもらったりしています。憧れの先輩のプレイを身近で見ながら、直接指導もしてもらえる。とても恵まれた環境だと思います」(岡崎くん)。

中学生と高校生の男女が一緒に活動しているバドミントン部。運動部では珍しいケースです。

初心者も経験者も大歓迎1年目から公式戦に出場

公式試合は中1から全員参加。「初めての9月の地区大会は、緊張して足が動かず苦い経験をしました。3月の新人戦では、2回戦で実力のある経験者と対戦。負けてしまいましたが、思っていた以上に点が取れて、大きな自信になりました」(塗木さん)。

「試合は真剣勝負ですが、終わった後に先輩たちと一緒にごはんを食べに行くのが楽しみです」(岡崎くん)。学年、男女の壁がなく、一つのチームとして切磋琢磨し合いながら、仲良く活動しているバドミントン部。

4月からは新一年生を迎える二人。「僕の学年は2人しかいなくて、一人は経験者。どうしても比べられてしまうと思うけど、あの先輩はダメだなぁ~と言われてしまわないように頑張りたいです!」(岡崎くん)。

「私の学年は12人いますが、全員初心者です。初心者でも経験者でも大歓迎。たくさん後輩が入ってきたら、嬉しいですね。一緒に頑張りましょう!」(塗木さん)

 ※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

山手学院中学校
[学校HP]https://www.yamate-gakuin.ac.jp
〒247-0013 神奈川県横浜市栄区上郷町460番地 Tel.049-235-3222
最寄駅/JR根岸線「港南台駅」徒歩12分。横浜市営バス「横浜女子短期大学前」。神奈川中央交通バス「山手学院入口」。

この学校の詳細情報を見る