私学探検隊

探究学習を加味して主体性を養う国際交流プログラム

国際交流プログラムのワクワク体験を話してくれた(写真左から)中3の木村桃子さん、井上遼さん、中2の安藝あかねさん。

文武両道を唱え、創立の精神に「国際社会を担う個性豊かな青少年の育成」を掲げる八千代松陰中学校では、国際社会に貢献する人づくりを実現するために多彩な国際交流プログラムを用意しています。昨年度の海外研修に参加した生徒3人の体験を聞いてみました。

行き先を自分で選べる多彩な
GLOBALプログラム
特色ある希望制プログラム(下記)の中から、生徒たちは関心に応じて選ぶことができます。

■国際交流プログラムGLOBAL

スプリングキャンプ(中1~中3)*
外国人ファシリエーターと対話を重ねて主体的な姿勢を育む。
アメリカンキャンプ(中1~中3)*
アメリカ人留学生と2泊3日の共同生活をグループ体験。
GVS(Global Village for Students/中1~中3)*
多国籍の外国人留学生と2泊3日で行うキャンプ。
校外学習「留学生と街を歩く」(中1・中2)
中1はお台場、中2は浅草を外国人留学生と歩く。英語でコミュニケーションをとりながら散策。
英語deサイエンス(中1~中3)*
外国人講師がすべて英語で行う理科実験の授業。
姉妹校訪問(中1~中3)*
ニュージーランド、豪州、カナダ、韓国の姉妹校の授業に参加。
TOKYO GLOBAL GATEWAY(中1~中3)*
海外旅行や留学先で出会うシチュエーションを模擬体験。
スタディツアー(中3)*
ホームステイしながら授業やインターンを体験。春と夏に実施。
*希望者参加のプログラム


■サマースタディーツアー
木村桃子さんは8カ国11コースある中からオーストラリア(約2週間)を選択。「最初はとても緊張しましたが、ホームステイ先がとても賑やかなご家庭だったことですぐに馴染めました。クリケットやオーストラリアのゲームを体験し、私は折り紙や習字などの日本文化を教えました。折り方を英語で伝えるのは難しかったけれど、単語の羅列でも理解してくれて最後まで折ることができたのでうれしかったです」
将来はオリエンタルランドで働きたいと明確なビジョンをもつ木村さん。英語圏への長期研修にも挑戦したいと考えています。
■サマースタディツアー
井上遼さんは、リベラルアーツ(教養)のさまざまなテーマを受講できる「土曜講座」の探究プログラムに参加して、ベトナムの小・中学生とオンライン交流しました。「茶道部の先輩が企画したもので、テーマは“日本の駄菓子”。僕が近所の駄菓子屋さんで買い集めたお菓子を紹介したら、とてもおもしろがってくれました。ベトナムのお菓子は包装がとても派手なものが多くて、日本との違いも興味深かったです」
陶芸講座も受講するなど日本文化に関心が高い井上さんは海外の視点に触れることで新鮮な発見があったようです。

韓国のホストフレンド(ホームステイ先の生徒)とすっかり仲良しになった安藝あかねさん。相互訪問でホストフレンドを日本に迎えた時は、成田山や浅草に案内しました。

■姉妹校訪問
5カ国6校の姉妹校がある中から安藝あかねさんが選んだのは韓国(1週間)でした。「お隣の国なので以前から行ってみたいと思っていました。ホームステイ先の家族構成が我が家と同じだったので、リラックスできました。会話は英単語やジェスチャーを交えながら、少し複雑な内容は携帯の翻訳アプリを使って意思疎通できました」
姉妹校訪問は相互訪問が基本です。家族同士でグループLINEを作るほどすっかり仲良しになり、今でも交流が続いているそうです。

チャレンジした達成感を
得て、次のステップへ
行き先もプログラムも異なる3人でしたが、共通するのは「チャレンジしたことへの達成感」でした。「発見と気づきが大切」と口を揃えます。
「海外の人たちと交流することで、将来を考えるきっかけが見つかるかもしれません。中高6年間の内に一度は国際交流プログラムを体験してほしい」と、同校は考えています。


※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

八千代松陰中学校
[学校HP]https://www.yachiyoshoin.ac.jp/
〒276-0028 千葉県八千代市村上727 Tel.047-482-1234
最寄駅/
京成本線・東葉高速鉄道「勝田台駅」からバス「八千代松陰高校前」。スクールバス:「勝田台駅」、東葉高速鉄道「八千代中央駅」から通学用直通バス、「北総コース」ほか生徒専用会員バスあり。

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