私学探検隊

千葉県・柏エリアの私立中高一貫校座談会

それぞれに特色ある探究教育で多様な学びを


新しい教育が求められる中、千葉県・柏エリアの私立中高一貫4校ではどのような独自の取り組みを行っているのでしょうか。座談会形式で伺いました。

左から辻先生(芝浦工業大学柏中学高等学校)、横田先生(流通経済大学付属柏中学校・高等学校)、折笠先生(二松学舎大学附属柏中学校・高等学校)、瀧村先生(麗澤中学・高等学校)

生徒の「やりたい」を実現するSDGs研究会


編集部 本日は柏エリアの4校の事例から、私学の多様性について理解を深めていきたいと思います。麗澤中学・高等学校では、「SDGs研究会」というユニークな取り組みが行われているとのことですが。

麗澤中学・高等学校
入試広報チームサブリーダー
瀧村尚也先生

麗澤(瀧村先生) 本校ではSDGs研究会という全国的にも珍しい部活動があります。2018年にひとりの生徒が「レモネードスタンド活動」(レモネードを販売することで小児がんを支援)を始めたのをきっかけにスタートし、その後、賛同する生徒が増えて活動の幅を広げてきました。2020年度からは部活動となり、現在、中高生約70名が所属し本校で最も部員数の多い文化系の部活動です。

 

この活動のユニークなところは、企画から商品開発、販売、収益化までを全て生徒が担い、販売収益を活動費として循環させているところです。活動もレモネードスタンド、フェアトレードコーヒー、紅茶、チョコレートジェラートなど多岐にわたり、昨年度は140万円の収益がありました。今年度は10のプロジェクトが進行中で、ほかに広報や経理、システム開発部門などもあります。
二松学舎柏(折笠先生) 生徒発信のレモネードスタンドからスタートして、生徒の「やりたい」気持ちで、そこまで大きな組織に成長したというのは、とてもすばらしいですね。
麗澤 すべての原動力は生徒だということを実感しています。始まりはひとりの生徒ですが、面白そう、楽しそうと参加する生徒がどんどん増えていきました。その気持ちを実現できるよう学校がサポートする中で、今のような体制に進化したという感じです。
 この活動の大きなポイントは「継続性」です。ボランティア活動や有志団体は単年度で終わることが多いですが、部活動にすることで継続性を担保できます。また、横のつながりだけでなく、先輩後輩という縦のつながりが深められることも、活動の大きな魅力となっています。

学校と企業のそれぞれの強みを活かした産学連携の事例
(麗澤中学・高等学校)

流通経済大柏(横田先生) 新設2年目の本校としては、非常に学ぶところが多い活動ですが、企業との連携もされているのでしょうか。
麗澤 産学連携で多くの企業と一緒に活動を進めており、特に地元・柏の百貨店やショッピングセンターなどとは積極的にコラボしています。企業へのアポ取りからプレゼンまですべて生徒自身が行いますが、もちろんうまくいかないケースもあります。しかし、そういう失敗が多ければ多いほど、たくさんのことが学べるいい機会になっていると考えています。
芝浦工大柏(辻先生) 私も普段から感じていることですが、こういうお話を伺うと、改めて生徒たちの能力の高さや可能性の大きさに驚かされますね。この研究会で教員と生徒が一緒になって新しいものを創り出す楽しさや、やりがいを感じていることがよく伝わってきます。
麗澤 SDGs研究会の学びを全校にも広げていきたいと、今年度からは全校で探究学習にしっかりと取り組んでいきます。それが、「自分(ゆめ)プロジェクト」というプログラムです。中1~高2は週1回の授業を通して自分自身を知り、そこから身の回りに視野を広げて、最終的に自分の進路や社会への貢献について考えていくというものです。
 中1はフィールドワーク、中2は関西研修、中3はイギリス研修などで、自分→地域→世界という探究のステップを広げるカリキュラムです。また、外部講師を招いてキャリア教育も含めながら、自分探究、地域探究について考えるきっかけにするなど、さまざまな方向から探究プログラムを進化させていきたいと思っています。

中3で8000字の「自問自答・探究論文」を


編集部 では、次に二松学舎柏の取り組みを教えていただけますか。
二松学舎柏 本校では、中1が地元・柏近辺の地域、中2が日本、中3で世界と、ステージを区切って探究学習を進めています。田んぼの教室、古都の教室、世界の教室(グアム)などを通じて、自分は何を好きで、どんなことに夢中になれるのかなど、興味関心があることを見つけるプログラムです。

二松学舎大学付属柏中学校・高等学校
グローバル教育担当
折笠彩加先生

また、中3では、1年間をかけて8000字に及ぶ「自問自答・探究論文」を完成させます。この探究論文は2013年度から始めたもので、生徒が本当に探究したいテーマを決めて、個人で探究を進めていきます。
芝浦工大柏 中学生で8000字もある論文を書き上げるというのは、すごいですね。それだけで相当、力がつきそうだな、と思いました。
二松学舎柏 論文作成の過程では、それぞれのテーマに対して、生徒と教員が1対1でやりとりをして完成させていきます。
 実験をしたり、町に出て調査をしたり、旅行先で調査をしたり。例えば、「効率よくディズニー・シーをまわる方法」というようなテーマを選ぶ生徒もいました。調べ学習にとどまることなく自分の足で調査に出向き、データを取ることも大切にさせています。
 今年度からはグループでの探究もOKとなり、地元・手賀沼の水質研究や、夏休みの海外研修のセブ島で交流したストリートチルドレンをテーマに取り上げるなどのグループ研究があります。仲間と一緒に探究・論文作成をすることが可能になったことで、ひとりでは自信がないという生徒も、探究への意欲をキープできるようになったと思います。
麗澤 私も「自問自答・探究論文」の取り組みがすばらしいな、と思いました。本校でも、中1から高1まで「言語技術」という週1の授業があるのですが、中3くらいである程度長い文章を書けるプログラムを導入したいと考えていたところなので、とても参考になります。特に生徒1人につき教員1人がつくというきめ細やかな指導ぶりには驚かされました。
流通経済大柏 生徒が自分でテーマを決めるということですから、文系・理系ということも含めて、かなり幅広いテーマを網羅することになりそうですね。

中学3年間を通じて自分の興味のあることを見つけて探究する(二松学舎大学付属柏中学校・高等学校)

二松学舎柏 テーマ設定は、私たち教員もいちばん力を入れて指導している部分です。本当に1年間をかけて探究し続けられるテーマなのか、生徒と何度もやり取りをしながら時間をかけて決めていきます。すでに世の中に答えがあることをなぞるのではなく、探究することで自分なりの答えを見つけだせるテーマであること、1年間かけて探究する価値があると判断できることなどを重視していますね。
編集部 二松学舎柏では、2023年度から「グローバル探究コース」も新設していますが。
二松学舎柏 グローバル探究コースでは、社会の一員として世の中を「探究」することに軸を置いたカリキュラムを組んでいます。
 一般的に、「グローバル=英語、海外」というイメージが強いですが、本校が考える「グローバル教育」は、建学の精神である「己を修め 人を治め 世に有用なる人物を養成」にもとづき、まずは自分自身や自分の地域や国の文化をしっかり理解すること。それができて初めて、外に向けての発信ができるようになると考えています。
 そのためメインのプログラムは基本的にすべて日本語で、英語に特化したプログラムは長期休み直前の3日間ほどの英語集中講座くらいでしょうか。大事なのは、仲間と協働する中で課題を見つけ、推論を重ねることから生まれる新しい気づきや想像力を伸ばすことだと考えています。
 その学びを充実させるため、20
22年度から、「企業探究・コーポレートアクセス」「社会課題探究・ソーシャルチェンジ」というプログラムを高校で導入しています。社会の課題や「もっとこうだったらいいのにな」という理想を実現させるため、グループで1年間かけてひとつのサービスや商品を提案します。学内にとどまらず学外からも学びを得られるという点で生徒たちにとっても新鮮な体験となっています。このプログラムには全国大会もあり、他校の同年代の生徒たちの取り組みからもたくさん刺激を受けられるのが大きな収穫になっています。

新設2年目の挑戦「適切な体験」で力を伸ばす


編集部 次に2023年度に中学校を開校したばかりの流通経済大柏にお伺いします。現在、中2の1期生、中1の2期生が在学していますが、新設校としてどのようなことに取り組んでいるのでしょうか。
流通経済大柏 本校のコンセプトのひとつに、「適切な体験を与える」というのがあります。「体験が脳に刺激を与える」という考えのもと、「思考力・判断力・表現力」を伸ばしていきます。そのため、学校行事もさまざまな体験重視の内容となっています。

流通経済大学付属柏中学校・
高等学校
中学入試広報部長
横田永冴先生

 各学年、毎学期ごとに校外学習の体験授業があり、例えば中1では、1学期の最初に千葉・九十九里でオリエンテーション研修を実施。流通経済大学から心理学を専門とする教授とそのゼミ生にも参加してもらい、「思いやりを持つ心」「共同性・協調性」などについてゲームをしながら学びます。
 2学期は日本科学未来館でのサイエンス教育を受けたり、スモール・ワールズTOKYOを見学してそこからインスピレーションを得たSDGsポスターの作成も行います。SDGsに関しては、このほかにもSDGs新聞の作成、田植え体験から考えるフードロス問題、家庭でジェンダー問題を話し合うなど、折に触れて積極的に触れるようにしています。
 3学期になると、浅草に留学生を案内して英語のコミュニケーションに挑戦。英語の案内マップも作成します。実際に留学生と話す体験をすることで、もっと英語が上達したいというモチベーションにつながるなど、体験をうまく学習にリンクさせることができています。
 ほかにも、夢を叶えたり、世界で活躍している方々に講演をしてもらう「本物に触れようプロジェクト」があります。プロボクサーの那須川天心さんの講演、NHK交響楽団が音で田園を表現する講座、流通経済大学の教授による生涯スポーツについて解説する講座などを行いました。
 一方で、普段の授業の中にも体験実践的に組み込む取り組みとして、「クロスカリキュラム」もあります。
 クロスカリキュラムとは、複数の教科を横断して授業を展開するというもので、例えば、理科でカイコを飼育して繭ができるまでを観察すると同時に、社会では富岡製糸工場の歴史について学ぶ、という授業があります。家庭科で藍染めをする授業と連動して、理科で染めについて科学的なアプローチで学んだりもします。
芝浦工大柏 本校でも教科を横断するクロスカリキュラムを単発で行っているので、流通経済大柏がどのようなことをやっているのかとても興味があります。うちの学校は理系の生徒が多いので文系のテーマを理系っぽくアレンジすることで、生徒たちの興味が高まるのを実感しています。教える教員も授業を楽しめますよね。
二松学舎柏 私もクロスカリキュラムにとても興味があります。クロスカリキュラムには教員の連携が必要不可欠ですが、どのように準備をしているのかが気になりますね。

浅草に留学生を案内して英語でコミュニケーション
(流通経済大学付属柏中学校・高等学校)

流通経済大柏 本校の中学は1学年4クラスのため、教員もそれほど多くはないので連携がしやすい環境というのがひとつあります。
 今後、クロスカリキュラムを継続的なものにしていくためにも、授業内容をフォーマット化し、シラバスに組み込んで行くことを考えています。そうすることで、どの教科、どの教員でもクロスカリキュラムができる体制をつくっていきたいですね。
麗澤 新設校という点でぜひお伺いしたいのですが、生徒や保護者は、流通経済大柏のどこににいちばん期待していると感じられていますか。
流通経済大柏 まずは建物や設備が新しい最新のものと言うのが大きいです。特に5万冊の蔵書を持つ図書メディア棟は、とても評判が高いです。また、併設する高校ではラグビーやサッカーなど部活動が非常に盛んで、そういう先輩たちに憧れている生徒も多くいます。
 だからといって中学でも部活動だけ熱心にやればいいということではありません。本学としては、あくまでも文武両道の教育を重視していきます。

4つの力を育む探究教育で社会に貢献できる人材育成


編集部 最後に、芝浦工業大学柏の取り組みを詳しく聞かせてください。

芝浦工業大学柏中学高等学校
広報部長
辻奈美恵先生

芝浦工大柏 今年度からSSHの第3期に入り、探究教育がさらにパワーアップしています。「新しい文化を創造し、将来、社会に貢献できる人材を育成する」ために、「自律的活動力・研究基礎力・問題発見力・課題解決力」という、4つの力を大切にしています。
 それを踏まえて行う探究では、中1が地域、中2が日本、中3が世界と、対象を少しずつ外に広げつつ、同時にすべての授業を探究化することを目指しています。
 そこで大切なのが、「生徒に考える余白を持たせること」です。教員が教えすぎないことで、生徒が自ら考えて探究できるようにする。そういうことを意識して日頃の授業を行うようにしています。
 一例をあげると、私が担当する理科の授業では、実験手順も生徒たちに考えさせるような取り組みを単元ごとに入れています。そういう準備段階から自分たちで考えることを積み重ねていくことで、探究スキルが少しずつ向上。授業もより意欲的に取り組めているように思います。
 環境学習では、福島県の高杖高原にある「芝浦創造の森」で行うグリーンスクールという行事があります。15年ほど前、何もないところに先輩たちが植林し、現在は間伐などで土や木に触れながら森をつくる作業を行っています。製材見学・飯盒炊さんや自然観察プログラムなど体験型の学びで自然科学への興味関心を養います。
 また、問題解決型探究を表現する場にも積極的に参加。中1は「サイエンスコンクール」、中2からは「WEBコンテスト」にも出場して、探究のノウハウを学びます。こういった体験も生徒の力を引き出すきっかけとなっており、例えば人々の関心を集められるように探究分野をマーケティングする生徒もでてきます。
二松学舎柏 WEBコンテストは、全員が参加するのですか。
芝浦工大柏 中1はコンテストに出るためのさまざまなノウハウを勉強する期間にあて、中2からは全員が参加しています。
 また、年間30本程度の講演会などを行っており、自分の興味関心のある分野を見つけたり深めたりすることに役立てています。竹中工務店と芝浦工大システム理工学部がコラボした建築の研究所の見学会、オーロラの講演会、生物多様性保全の講演会など分野やテーマもさまざまです。
麗澤 年間で30本もの講演を行っているんですね。

探究発表会では、専門家からの鋭い質問も飛び交う
(芝浦工業大学柏中学高等学校)

芝浦工大柏 学年ごとに参加が必須のものもありますが、多くは中高生対象の自由参加です。
 中学ではそうやってたくさんのボールを投げかけて、それを生徒それぞれが自分の発達段階に合わせてキャッチする時期。各々が世界観を広げつつ、高校では研究テーマを決め、2年間かけて探究するという仕組みです。
 毎年2月には高校生が参加する「生徒探究発表会」があり、中3も見学します。先輩の実績を直接見ることが、非常に大きな学びとなり、その後の探究活動の励みにもなっています。
流通経済大柏 探究発表会では、中3は見学をするだけですか。
芝浦工大柏 中学生の一部の生徒は発表する機会があります。
編集部 本日は各校それぞれの特色ある取り組みについて教えていただき、私立中高一貫校ならではの多様な教育のあり方について深く理解することができるとても有意義な場となりました。本当にありがとうございました。


※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。


芝浦工業大学柏中学高等学校

グループ・オブ・エイト(オーストラリアの8大学)の担当者が来校し、本校ホールにて個別ブース形式での相談会(海外説明会)を実施。

「創造性の開発と個性の発揮」を建学の精神に、チャレンジ精神と個性を生かした自由な校風が特徴。知識集約型の教育から課題解決型の探究教育に転換し、文系・理系の枠組みに捉われない課題探究活動を実践。探究活動・グローバル教育・サイエンス教育に注力し、グローバルな人材育成のため、独自の留学・進学プログラムを実施している。

https://www.ka.shibaura-it.ac.jp
〒277-0033 千葉県柏市増尾700 TEL:04-7174-3100
アクセス 東武アーバンパークライン(野田線)「柏駅」「新柏駅」よりスクールバス

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二松学舎大学附属柏中学校・高等学校

グローバル探究コースでは「持続可能な二松柏を創作せよ!」の課題に取り組み、資源リサイクルやごみ問題に着目したオリジナルグッズを製作した松陵祭(文化祭)で、SDGsクイズラリーの景品として「バナナペーパー」を配る生徒たち。

「グローバル探究コース」と「総合探究コース」の2コース制をとり、「人間力の向上」「学力の向上」を2本柱に日本文化とグローバル教育に力を入れている。「自問自答」をキーワードに、「論語」教育や体験型校外学習などを通じて主体性と協同性を獲得。中3では3年間の集大成として、8000字の卒業論文と7分間のプレゼンテーションにチャレンジする。

https://www.nishogakusha-kashiwa.ed.jp/
〒277-0902 千葉県柏市大井2590 TEL:04-7191-3179
アクセス 「柏」「新柏」「我孫子」各駅、北総線・新鎌ヶ谷各ルートからスクールバス(無料)

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流通経済大学付属柏中学校・高等学校

今年4月、千葉県九十九里のホテルを貸し切って行われた「新入生オリエンテーション」(1泊2日)。写真は、流通経済大学の教員と学生が企画参加したチームビルディングの様子。

1985年創立の流通経済大学付属高等学校に繋がる中高一貫校として、2023年4月開校。将来を見据えた「未来創造教育」を実践する。激変している社会情勢の中でも逞しく「国際社会に貢献できる有為な人材」の育成のため、何色にも染まっていない学校だからこそできるワクワク感を持って、慣例に捉われないグローバル教育にチャレンジしている。

https://www.ryukei.ed.jp
〒277-0872 千葉県柏市十余二1-20 TEL:04-7131-5611
アクセス 東武アーバンパークライン「江戸川台駅」、つくばエクスプレス「柏の葉キャンパス駅」よりスクールバス約10分

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麗澤中学・高等学校

「自分(ゆめ)プロジェクト」の集大成、中学3年生のイギリス研修の様子。バースのロイヤルクレッセントにて

創立者・廣池千九郎が提唱した「道徳科学(モラロジー)」に基づく知徳一体を教育理念とし、「感謝の心」「思いやりの心」「自立の心」を育む。論理的思考力や発信力を磨く言語技術教育と4技能を鍛える実践的な英語教育を軸に、地球規模の視点で物事を考え、能力を発揮できる「本物の叡智」を兼ね備えたグローバル人材を育成している。

https://www.hs.reitaku.jp
〒277-8686 千葉県柏市光ヶ丘2-1-1 TEL:04-7173-3700
アクセス JR常磐線各駅停車(東京メトロ千代田線直通)で「南柏駅」下車、東武バス東口1番乗り場より約5分「麗澤幼稚園・麗澤中高前」下車。

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