私学探検隊

部員同士高め合いながら聞き取りやすさを追求 〝声〟で学校生活を支える放送部

I.C.さん(高1)、H.Y.さん(部長・高2)、S.M.さん(副部長・高2)、Y.K.さん(高1)。自分の考えや思いをまとめながら、笑顔で質問に答えてくれる姿が印象的でした。

都内屈指の女子伝統校である白百合学園中学校は、教育の一環としてキリスト教に基づいた豊かな人格の育成を行っています。1日の始まりには、聖歌を歌い、聖句に耳を傾け、全校生徒が心を合わせ祈り、自分自身と向き合う朝礼の時間を設けています。このような毎日の放送朝礼に加え、合唱祭の進行、学園祭での催し物や落とし物などの伝達に加え、新入生に向けたクラブPR動画の撮影・編集など、同校の学園生活を支えているのが放送部です。今回は放送部を代表して4名の生徒さんにお話を伺いました。

やりがいを感じる時は?
H.Y.さん 各行事に携われるので、後輩と協力しながら行事を創り上げているという充実感や達成感があります。
S.M.さん 各委員会も頑張っていますが、本当に行事を回しているのは私たちという気持ちになります(笑)。昨年は朗読コンテストにも参加し、東京都大会で決勝に進出することができました。練習の成果を発揮でき、とても嬉しかったです。
I.C.さん 毎日の朝礼が学校の伝統なので、そこに携われることに誇りを感じています。
Y.K.さん 自分の好きなことで学校を支えられることです。

放送で大切にしていることは?
H.Y.さん 中1の時、先輩から教わったように、滑舌の良さと聞きやすさを大切にしています。朝礼では話す人により声の大きさが違うためそれに合わせての音量調節や、適度に間をとりながら話すなど、クラブ内でお互いアドバイスしながら練習しています。
S.M.さん 聞き取りやすい速度で話すことです。本番では焦って早口になりがちなので、練習では意識してゆっくり話すように先輩からアドバイスをいただき、実践しています。

ブースから始まりのキューを出したり、音量を調節したり、それぞれが責任と誇りをもって活動しています。

I.C.さん 放送朝礼の直前に伝達事項が届くことがあるので、言葉遣いを完璧に仕上げて伝えることです。伝達が多い時は、限られた時間の中で的確に伝わるようどのように話すかも意識しています。
Y.K.さん 放送部の活動は伝達がメインですので、場所や時間など重要な部分はしっかり聞き取れるように話すことです。

クラブ活動の中で一番の思い出ないし、成長できたことは?
H.Y.さん 自分の声で情報を届けるという活動の中で、少しずつ自信がつき積極性が増しました。
S.M.さん 一番の思い出は学園祭です。暑さや機材トラブルもありましたが、来校された方に最高の声で情報をお伝えできるよう臨機応変に対応しました。
I.C.さん 毎日の放送朝礼やアナウンス練習を続けてきたことで、人前で話すことが得意になりました。さらに、トラブルに対して瞬時に対応する必要があるので、一瞬の判断力がついたと感じています。
Y.K.さん これからもたくさん思い出ができると思いますが、日々どのような活動をしていても先輩が丁寧に指導してくれることで、認められていると感じることができ、自己肯定感が上がりました。

学校の魅力を教えてください
H.Y.さん キリスト教の学校なので、宗教の授業があります。そのおかげで、つらい時や苦しい時はお祈りをして心を落ち着かせるという習慣ができました。
S.M.さん 中学からフランス語の授業があり、仏語検定にも挑戦できますし、格好よくフランス語で挨拶できるようになります。高校では英語を第一外国語としてもフランス語を第二外国語として選択できます。
I.C.さん 歴史ある学校なので外部との交流も多く、校外活動が充実しています。私も英語ディベート大会に参加しています。
Y.K.さん 一番の魅力は先生方がみな優しいことです。学校生活が本当に楽しくて、どの先生も大好きです。


※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

白百合学園中学校
[学校HP]https://www.shirayuri.ed.jp/
〒102-8185 東京都千代田区九段北2-4-1 Tel.03-3234-6661
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