目標は高く! 難関国公立大学を目指す 新「カリキュラム」で、進路指導を強化
「OLIVE STREAM」で
注目を集め、受験者数急増中
創立105年を超える横浜の伝統校として、キリスト教の普遍的な価値観を育みながら生徒一人ひとりの成長をサポートしてきた関東学院。3年前に着任した森田祐二校長が推進する教育ビジョン「OLIVE STREAM」の下で進路改革に取り組み、注目を集めています。
生徒の可能性をこれまで以上に引き出していくことを目的に、「カリキュラム」「進路指導」「選抜クラス」という進学に関わる重要な3本柱を大きく変更。「年々受験者のレベルが上がっており、偏差値も上がり続けています。そうした生徒たちのニーズに応えるため、より多くの生徒が難関国公立大学の受験に対応できるよう教育体制を強化しています」と入試広報部長の山本雄也先生。
大学入学共通テストに向けた
カリキュラムにグレードアップ
来年度からの新「カリキュラム」では、大学入学共通テストに向けてより良い準備ができるよう高2文系の数学で数Ⅱ・B・Cを学習する予定です。また、模試の回数を増やすだけでなく、模試の終了ごとに学年全体の進路集会を実施して進路指導を強化。「より高みを目指す意識を生徒と教員が共有することで、学校全体の意識改革を進めています」
毎年所属生徒の入れ替わりがある「選抜クラス」も他クラスの生徒と切磋琢磨しあって学校全体の底上げに繋がっています。より良いものにすべく、選抜クラス検討委員会で調整中です。また、医学科志望者を対象にした「メディカルプログラム」や河合塾の村瀬亨講師による英語の特別授業など、放課後の特別講座にも取り組んでいます。
学校全体が目指すビジョンを明確に定めたことで、生徒の学びへの意識も大きく変化してきました。「『選抜クラス』の生徒たちが休み時間にも問題集に取り組むなど、隙間時間を使って自発的に勉強する姿が増えてきました。進路集会の効果がそういう形で表れてきています」
学びの意識を高める生徒たちを
学校が全力でサポート
同校では伝統的に、実践的な英語教育と実験重視の理科教育に力を入れてきました。英語の授業は週8時間と多く、「完全に英語だけの環境」を実現するベルリッツメソッドⓇも導入。生物・物理・化学・地学・多目的用の5つの理科実験室を備え、理科では専任の助手がついて4回に1回は実験を行う授業を展開しています。男女ともに理系学部への進学が多いのも同校の特徴です。
「50年前のパンフレットを見ると、OLIVE STREAMのビジョンと変わらないことに驚きます。施設も充実していますし、全国レベルで活躍する部活動もあって、さまざまなことに挑戦できる環境が整っています」
コロナ禍を体験してきた生徒たちは勉強にも部活動にも積極的に取り組んでいて、「良い意味で欲張り」だと山本先生は言います。「全力でやるべきことを全部やりたいという意欲を感じますし、それに耐えられるだけのパワーを持った子たちが、今の関東学院の生徒だと思います」
生徒たちの積極性は学校生活でも発揮されています。学校説明会では生徒自身の企画で謎解きイベントを開催。昨年からは、中1の生徒たちから「中学受験でお世話になった塾の先生に報告にいきたい」との声が上がったので、名刺を作って、「広報活動」を始めました。どちらも生徒の自発的なアイデアで実現しました。
生徒たちがそれぞれの高みに向かって挑戦し、教員がその成長を全力でサポートする好循環で、「学校全体の空気が大きく変わり始めています」と山本先生。“変わらない知恵を育む、変わっていく勇気を養う”関東学院は、新しく生まれ変わります。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
関東学院中学校
[学校HP]https://www.kantogakuin.ed.jp
〒232-0002 神奈川県横浜市南区三春台4 Tel.045-231-1001
最寄駅/
京急本線「黄金町駅」徒歩5分。市営地下鉄BL「阪東橋駅」徒歩8分。