私学探検隊

「じぶんを、育み じぶん、を活かす」中高6年間の体験が未来につながる

私たちの学校の3つの柱

創立119年を迎える女子聖学院。「一人ひとりは神様の作品であり、傑作です。それぞれが神様から授かった“賜物”を養い、磨き上げていく、ということを教育の中心に置いています」と、教頭・広報室長の塚原隆行先生は言います。自分自身を知るだけでなく、友人の良さも知り、お互いを磨き合っていくことのできる6年間を過ごします。部活動や行事、様々なプロジェクトが、下に挙げる3つの教育の柱を中心に用意されています。
近年では隣接する男子校、聖学院との男女連携プログラムを有志で放課後に実施。かつてはパラスポーツの体験や応援プロジェクトに取り組み、現在は環境エコプロジェクト、DX(デジタルトランスフォーメーション)教育ユニットなどを進めています。
このように自分を育て、活かす経験を6年間学校生活の中で培い、「じぶんを、叶える」ことができます。「経験を通して自分の強みが分かり、他者や社会にどう貢献するか考えてきた生徒たちは、結果的に年内入試にも強いのです。また、先に進路が決まった生徒がこれから受験の生徒の面接や勉強のサポートや応援をする姿もよく見られ、6年間の学び合いがあるからこそ高3でも仲間への意識がとても強い学校です」

パイプオパイプオルガンのあるチャペルで、毎朝の礼拝から始まる1日は、自分を見つめる時間です。

①キリスト教教育
毎朝は礼拝から始まります。「礼拝は心のごはんの時間です。朝ごはんを食べるように、聖書の言葉と讃美歌で自分に向き合い、心に栄養を与えます。人生で壁に当たった時に立ち向かえる心の基盤を、10代のうちに養っていきます」。ボランティア活動では、施設に届ける介助タオルやおむつを縫ったり、日帰りや宿泊で施設訪問を行ったりしています。記念祭の売り上げも、30年以上ACEF(アジアキリスト教教育基金)に寄付し、バングラデシュの寺子屋建設を支援しています。

自分の目と手で「見る」「触れる」「やってみる」を大切にしている理科の授業。中学3年間で60時間余りの実験観察を構築しています。

②Global Arts教育
グローバルアーツとは、女子聖学院オリジナルの言葉で、「課題に対する創造的な解決策を探究する、そのための教養と技術を養う教育」であり「生徒たちが人生で出会う、身近なことから宇宙まで社会課題全てが学びの対象」です。教科教育を中心とした必修や選択制の学びの他にも、高大連携で東京女子大や芝浦工業大でのプログラムに参加できます。また、各国からの外国人留学生と少人数グループで語り、様々な人・文化に触れる「Global 3day Program」や、3カ国6種類の海外留学プログラムも用意しています。

立教大学経営学部准教授 舘野泰一先生によるリーダーシップワークショップ。実体験だけではなく、シェアド・リーダーシップを学ぶ機会を設けています。

③Experiential Learning
「シェアド・リーダーシップのもと、実体験を積み重ねてゆく学び」を表したエクスペリエンシャル・ラーニングは、みんなで協力して取り組み、達成し、喜びを共有する女子聖学院らしさを表しています。部活動、行事、委員会活動、日々のグループワークなど協力の機会は多くありますが、その時々でリーダーになったり、サポートをする立場になったりするものです。シェアド・リーダーシップとは、全ての人が様々な場面で自分らしさを活かして発揮する力であり、経験を通して培っていきます。特に最大の行事、運動会では中学の縦割りと高校の各学年が組んでチームを作り、縦の信頼関係が豊かになります。他にも、中1から高2までリーダーシップ研修を実施し、ワークショップを通して学びを積み上げています。


※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

女子聖学院中学校
[学校HP]https://www.joshiseigakuin.ed.jp/
〒114-8574 東京都北区中里3-12-2 Tel.03-3917-5377(広報室)
最寄駅/
JR「駒込駅」徒歩7分。メトロ南北線「駒込駅」徒歩8分。JR京浜東北線「上中里駅」徒歩10分。

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