京華学園の「3校ワンキャンパス」が始動!伝統と新たな挑戦で、共に成長していく
創立以来の理念「三校鼎立」
2024年度、京華学園の「3校ワンキャンパス」が始動しました。
京華女子中学・高等学校が京華中学・高等学校(男子校)および京華商業高等学校(共学校)と同じ白山キャンパス内に完成した新校舎に移転し、創立以来の理念「三校鼎立」が目に見える形となったのです。
京華中学校の入試広報主任・池本和樹先生は、「京華学園の創立125周年を記念して、この構想が進められました。3校が同じキャンパスで学ぶことによって、支え合うだけでなく、刺激し合い、成長し合う関係が築ければと思っています」と期待を述べました。
多様性のあるキャンパス
京華中学校の入試広報副主任、國廣亮太先生は、「学園としての理念や建学の精神は3校共通ですが、実際の校風や教育方針はそれぞれ異なります」と話しました。
ワンキャンパスとなっても各校の個性は健在で、より多様性のある環境が形成されています。
京華中学校では、創立以来、男子教育に特化しており、生徒たちは校訓「ネバー・ダイ(不撓不屈)」と「ヤングジェントルマン」を基盤に、学問、スポーツ、芸術など多彩な分野で才能を発揮してきました。
これまでの歴史の中で培われた校風は、現在も受け継がれ、次世代を担う若者の育成に繋がっています。
個々の英才を引き出す教育
京華中学校では、入学時からクラス制(コース制)を採用し、各自に最適なサポート体制を提供しています。(進級時に変更可能)
語学研修や留学などの国際教育プログラムも充実しており、在学中にグローバルな視野を養い、異文化理解を深めていきます。
「『3校ワンキャンパス』のスタートにより、新たな刺激を受けています。今後も男子教育を推進し、個々の英才(隠れた才能)を引き出していきたいですね」(池本先生)
新しい環境で、京華中学校は伝統を守りながら、未来に向けた取り組みを続けていきます。
男子校、共学校、女子校が一つのキャンパスで学び合う新しい環境のこれからについて、池本先生、國廣先生、山岡先生にお話を伺いました。
池本先生 3校が同じ敷地内に揃いましたが、校舎も授業も各校別々なので、生徒たちの日常が大きく変わったわけではないようですね。
山岡先生 そうですね。ただ、校庭を見ると男子がいることに、本校の生徒たちは驚いていました(笑)。
國廣先生 これまでも、京華祭など、3校合同のイベントはありましたが、ワンキャンパスになったことで、他にも機会が増えるといいですね。
山岡先生 英検の講習会も、3校の合同開催で効果が上がっていますし、今後は、女子が少ない選択科目などは、放課後講習の合同活用も考えられるでしょう。
池本先生 3校で、より豊かな教育環境を提供し、生徒たちが多様な価値観を学び、活躍してほしいです。
國廣先生 3校合同のプログラムやイベントを通じて、お互いに影響し合い、これまで以上に高め合っていくことができると思います。
山岡先生 京華女子中学校としては、3校ワンキャンパスという新たな環境を活かしながら、これからも共感力と主体性を重視した教育を推進して、生徒の成長をサポートしていきたいですね。
池本先生 本当におっしゃるとおりですね。ワンキャンパスとなった新しい環境が生徒たちにとって成長の場となるよう、各校の個性は大事にしつつ、サポートは学園一丸で取り組んでいきましょう。
※京華中学校・京華女子中学校共通掲載
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
京華中学校
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