私学探検隊

多彩な語学研修と国際交流で育む 横浜翠陵中学校のグローバル教育

グローバル教育歴は約40年国際体験で自立心が生まれる

横浜翠陵中学校は早くからグローバル教育に力を入れ、国際社会で活躍できる人材育成に努めています。同校の前身は、当時では先進的な「英語教育」と「国際理解教育」を掲げて1986年に開校した、横浜国際女学院翠陵高等学校です。

以来、40年近く海外教育研修と交換留学プログラムを二本柱に、多彩な国際体験を提供して、生徒たちの異文化理解を深め、自分で考え、チャレンジする心を養っています。

今回は横浜翠陵中学校がどのようにグローバル教育を推進しているのか、同校の入試広報部長の田島浩平先生、同じく国際部長の我妻明子先生にお話を伺ってみました。

「Think & Challenge!」海外教育研修で成長する生徒たち

横浜翠陵中学校では、様々な海外教育研修を実施しています。

「中学3年生全員が参加するニュージーランドでの2週間の海外教育研修では、異文化理解と自立心を養います。また、国際コース高校2年生対象のイギリスグローバル研修では、多国籍な学生と共に学び、多文化理解とコミュニケーション能力を向上させます。特進・文理コース高校2年生はカナダ英語研修で、現地企業やボランティア団体への訪問など実践的な英語力とキャリア意識を高めます」と我妻先生。海外では否応なく自分で考え、挑戦しなければなりません。

帰国した生徒たちには、大きな成長を感じるそうです。

語学と異文化理解が深まる交換留学は世界との架け橋

姉妹校:セント・ポール女学院(アメリカ)
創立200年以上の伝統校。右端が我妻明子先生

横浜翠陵中学校は、中国、アメリカ、メキシコ、オーストラリアにある各姉妹校との交換留学プログラムを展開しています。

「これにより、生徒たちは語学力を磨くだけでなく、異文化交流を深めることができます。特に、1988年に始まった中国の上海市第三女子中学との交流や、1993年に始まったメキシコの日本メキシコ学院との交流は長い歴史を持ち、多くの生徒が貴重な体験を積んでいます。交換留学を通じて、生徒たちは国際的な視野を広げ、自立した人間へと成長していきます」と田島先生。交換留学は、生徒たちにとって世界と繋がる大きな架け橋となっています。

生徒の未来に繋がる横浜翠陵のグローバル教育

今後も横浜翠陵中学校は、グローバル教育を推進していきます。

我妻先生は「語学研修だけでなく、海外の人々との交流を重視し、横浜翠陵ならではの体験を提供していきたいですね」と言います。

また、現在ではオンライン交流を活用し、より多くの生徒に国際的な視野を広げる機会を提供しています。

田島先生は「2週間や1か月の短期研修ではなく、長期的な留学やオンライン交流を通じて、さらに深い異文化理解と実践的な語学力を身に付けてほしい」そうです。

これからも生徒たちが次のステップに繋げられるよう、より多彩なプログラムが展開されていくでしょう。

 ※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

横浜翠陵中学校
[学校HP]https://www.suiryo.ed.jp/
〒226-0015 神奈川県横浜市緑区三保町1 Tel.045-921-0301
最寄駅/ JR横浜線「十日市場駅」徒歩20分。「十日市場駅」・東急田園都市線「青葉台駅」から バス「郵便局前」徒歩3分。相鉄線「三ツ境駅」からバス「霧が丘高校前」徒歩12分ほか。

この学校の詳細情報を見る