生徒代表として行事を企画・運営する生徒会執行部。 学生生活の心に残る思い出づくりのために奮闘
生徒全員の笑顔のために中高が協力する生徒会執行部
森村学園では生徒会選挙で選ばれた中2~高2生で構成する執行部がさまざまな生徒会主催の行事を運営します。今年度の執行部メンバーは中等部12名、高等部14名の26名。
中等部生徒会長のIさんは、「小学生のときに訪れた文化祭で執行部の先輩たちが活躍する姿に憧れを抱きました。去年、中2で初めて執行部を経験し、リーダーシップを発揮する前任の中等部生徒会長のようになりたいと、自分も中等部の生徒会長に立候補しました」と動機を語ります。
一方、同じく中2から執行部で活動を始め、今年で5年目、中等部生徒会長も経験したというのが高等部生徒会長のKさんです。Kさんの学年は、コロナ禍のさなかに中等部に入学。さまざまな行事が中止や縮小となり、残念な気持ちになることが多かったと言います。
「生徒会主催の行事は、先輩から受け継がれてきた執行部のさまざまなノウハウも、コロナ禍で途切れてしまいました。そこから行事を復活させるために、多くのことを新しく創り出しています。引き継ぎがないことは大変ですが、これを挑戦の機会と捉え、みんなが笑顔で楽しめることを目標に頑張っています」(Kさん)
新歓や球技大会、文化祭…心に残る思い出づくりを
生徒会主催の行事は基本的に執行部がすべてを仕切り、生徒たちだけの力で運営するのが森村学園の伝統です。新執行部が行う最初の行事は、中等部が新入生歓迎会、高等部が球技大会です。新入生歓迎会では、中1~中3生が縦割りに分かれて教室に集まり、3学年のメンバー混合の班を構成。自己紹介、中1担任についてのクイズ、部活紹介のほか、今年度は新企画としてミニボッチャを行いました。
「事前にゲームのルール説明の動画を作成して見てもらい、当日は、全員がゲームを楽しめるように工夫をしました」(Iさん)
高等部の球技大会では、森村学園名物の学年Tシャツの発注、4つの競技のチーム分け、競技場所の設営などすべてを執行部が行います。
「今年はコロナ禍前と同じ規模で実施をしたため、執行部も生徒も思い入れが格別でした。準備のために、社会人のように業者と直接やり取りするなど、執行部だからこそできる経験を通して、私自身の学びにもなりました」(Kさん)
現在は、9月に行われる「みずき祭(文化祭)」の準備に向けて、執行部は中高合同で準備に奔走しています。自分たちらしい新しいアイデアを盛り込みながら、よりよい文化祭を成功させるべくフルパワーで頑張っていると意気込みを語ります。
「執行部では、中高の学年が協力しながらさまざまな行事を仕切ることで、部活とはまた違う経験ができるため、とても充実感があります」(Iさん)
Kさんは、「高2にとって今年のみずき祭は、自分たちがリーダーとなって全体を動かす特別な文化祭です。それだけに絶対に心に残る楽しいものにしたいですね」と笑顔を見せてくれました。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
森村学園中等部
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