探究力・英語力・日本語で書く力の育成を柱に 学びを社会へつなげる「ＧＬＥクラス」
さまざまな活動に「英語」を取り入れることで、実践的な英語のコミュニケーションの場に
どんな時代でも生き抜く「個の確立」を重視した教育を行う関東学院六浦中学校・高等学校では、２０２１年度から高校で「ＧＬＥクラス」を設置。ＧＬＥクラスでは「高い英語力」「日本語で書く力」「探究力」に重点をおき、一般クラスとは異なるカリキュラムで３年間学びます。
「２０２４年３月には、ＧＬＥ１期生が卒業。３年間チャレンジを繰り返した成果として、1期生23人中、３分の１が海外大学へ、ほかの生徒も筑波大学や東京学芸大学、国際基督教大学などに進学しました」（入試広報部長 野本幸靖先生）。
ＧＬＥクラスへの入学には中学修了までに英検準２級以上の合格が必須となります。高１では英語の授業を週７コマ実施。外国人教員によるオールイングリッシュの授業やマンツーマンのオンライン英会話の授業も行います。海外留学をする際に英語力を証明するのに必要なＩＥＬＴＳの対策授業も行い、高３時点で６割の生徒が、英検準１級と同等レベルのスコア５．５を取得しています。
また、コミュニケーションツールとして英語を習得することを目指すのもＧＬＥクラスの特徴です。高１では「起業プロジェクト」を行い、ビジネスの一連の流れを英語で体験します。さらに、高２・高３では理科や社会科の授業を日本人教員と外国人教員とで行うなど、実践的な取り組みをしています。
企業との連携プログラムで
学びを社会へつなげる
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ＧＬＥクラスのもう一つの特徴的な学びが「総合的な探究の時間」に実施する「アカデミックラボ」です。「学びを社会につなげる」をコンセプトに、さまざまな企業や学外の団体と連携し、高校３年間で毎年２つのプロジェクトに取り組みます。
「ＧＬＥは少人数クラスなので、丁寧に時間をかけてじっくりと探究することが可能です。さらに、日頃から日経新聞未来面への投稿や論理言語力検定などを通してさらに文章力を鍛えることで、海外大学受験や総合型選抜で必要な“書く力”へとつながっていきます」
海外大学進学へのサポート体制も充実。マレーシアの大学への指定校推薦、欧米を中心に約１００校の協定校へ出願可能な海外大学進学協定校推薦制度があります。
「こういったネットワークを生かすことで、国内大学と同じ目線で受験準備ができるので、海外大学が目指しやすくなります」また、同校では、国内外15コース以上の選択制研修旅行を実施。この中には、アメリカやカナダ、ニュージーランドなどへの短期（３～５カ月）・長期（１年）の留学も含まれており、自分の興味・関心に応じてさまざまな海外体験をすることができます。「十代のうちに世界を知ることで、視野が広がったり、いろいろな失敗にぶつかったりもします。そういう経験が、グローバル社会で活躍できる人作りにつながります」
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
関東学院六浦中学校
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