生きた英語と異文化を体験する オーストラリア語学研修
現地の生徒と学び、
ホストファミリーと過ごす2週間
日本大学藤沢中学校では夏休みに中3の希望者を対象とした約2週間のオーストラリア語学研修を実施しています。
毎年、40名ほどの生徒が参加し、オーストラリアのブリスベンにある姉妹校・リバーマウントカレッジで学びます。午前中は英語の授業を受けますが、授業は現地の先生たちが考えたオリジナルの内容です。学校ではバディーの生徒がついてくれて、毎日10時30分からのモーニングティー(お茶とお菓子で交流する時間)やランチタイムを楽しんだり、午後からは一緒にショッピングセンターに買い物に行って、そこで与えられたミッションに取り組んだりといった文化的交流をして、同年代の生徒たちと充実した時間を過ごします。また、滞在中はリバーマウントカレッジの生徒の家庭にホームステイします。1家庭につき2名ほどの生徒で滞在し、ホストファミリーとの会話はもちろんすべて英語です。伝えたいことをうまく伝えられなかったり、相手の言葉が聞き取れなかったりと、もどかしい思いもしますが、それが帰国後の英語学習のモチベーションにもつながるようです。週末はそれぞれの家庭でピクニックやショッピングに連れて行ってもらうなど、ホストファミリーとの交流を楽しみます。研修の終盤はシドニーに移動し、オペラハウス、ハーバーブリッジなどでの記念撮影やシドニー大学訪問など観光をして帰国します。一方、リバーマウントカレッジの生徒たちも10~15人くらいの生徒が2年に1回のペースで日大藤沢中高を訪れ、約1週間滞在します。滞在中は同校の生徒の家庭にホームステイし、演劇、茶道、書道などの体験プログラムを学びます。
高校生向けの研修では
現地の大学で授業も
同校では、高校生を対象としたオーストラリア研修も実施しています。現地の職業訓練専門学校でスポーツ科学、クッキングなどを英語で学んだり、クイーンズランド大学を訪問し、海外からの視点で日本文化を学ぶ授業を受けたり、現地の学生と交流したりするなど、より踏み込んだ内容の学びを経験します。中学の時に語学研修に参加した生徒が高校生でもう一度参加を希望するケースも多いのだとか。コロナ禍で中止の期間があり、昨年、約4年ぶりに再開されたオーストラリア語学研修。生徒たちにとって、親元を離れて異国で生活した経験はかけがえのないものとなったに違いありません。
同校では海外研修以外にもグローバル教育に力を入れています。例えば、中1からオンライン英会話を必修とし、マンツーマンで1回につき20分、ネイティブの講師とオンラインで会話します。また、さまざまな国から日本の大学に留学している大学生、大学院生を招き、留学の目的を話してもらうことも。生徒たちは刺激を受け、自分の進路と向き合うきっかけにもなっているようです。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
日本大学藤沢中学校
[学校HP]https://www.fujisawa.hs.nihon-u.ac.jp
〒252-0885 神奈川県藤沢市亀井野1866 Tel.0466-81-0125
最寄駅/
小田急江ノ島線「六会日大前駅」徒歩8分。