沖縄の青い空と海に囲まれた非日常を満喫 一生の思い出となる、仲間との修学旅行
充実した沖縄修学旅行
中高一貫校である芝中学校・芝高等学校では、6月17日~22日の5泊6日で、高校2年生の総勢約280人が修学旅行で沖縄へ。沖縄の自然や文化にリアルでふれること、沖縄戦から考える平和教育、そして離島の生活を経験することなどを目的に、本島(那覇)、石垣島、そして黒島もしくは西表島を選択で巡りました。
初日は本島での平和学習で、ひめゆり平和祈念資料館・平和の礎の見学、ガマ(鍾乳洞)への入壕体験のほか、琉球民謡ミニコンサートなども。2日目は石垣島へ移動し、3日目からはさらに黒島・西表島へ。日常とは違う離島で、民宿に2泊。それぞれが選択した離島アクティビティを思い切り楽しみました。5日目は石垣島に戻り、再びアクティビティ体験。盛りだくさんのスケジュールをこなして、最終日には大満足で無事帰京しました。
今回の沖縄修学旅行実行委員メンバーとして、動画を制作したのが岩㟢悠太さん、池田陽さんです。もうひとりを加えた3人のメンバーで、沖縄修学旅行の様子を10分の動画にまとめ、1学期終業式に高校2年生に披露。楽しかった修学旅行の様子が生き生きと編集された動画は、生徒や教員から大好評でした。
「修学旅行中は班やアクティビティごとにやることが違ったので、30人ほどいる実行委員が中心になって、それぞれが参加しているシーンを写真や動画で撮影。撮影用にGO Proやドローンを持ち込む生徒もいました。それらの素材を持ち寄って、3人で1週間ほどかけてがんばって編集しました」(岩㟢さん)
「工夫した点は、できるだけみんなの表情や様子をたくさん取り入れたドキュメンタリー風にして、その場の雰囲気が伝わるようにしたこと。膨大な素材を10分に収めるのは大変でしたが、BGMともうまく合うように編集しました」(池田さん)
生徒自身が修学旅行の動画制作を担当するのは、初めてのこと。大澤雅仁先生は、「今年の高校2年生は本校で初めて全員がMicrosoft Surfaceを所有した学年。情報の授業も経験しており、動画制作などに長けている生徒が多くいます。せっかく学んだことを校外学習でも活かしてほしいと思い、昨年、高校1年生の校外学習で動画制作を任せたところ、完成した動画のクオリティがすばらしかった。そこで今回の修学旅行でもぜひ動画を作ってほしいと思い、任せました」と言います。この動画はさらに5分弱に編集し直し、学校説明会などでも公開される予定です。
動画撮影をしながらも、沖縄の魅力を満喫したという2人。岩㟢さんはウミガメで有名な黒島に滞在しましたが、「青空の下、畑が広がる一本道を仲間と自転車で走ったのがいちばん思い出深いシーンでした」と語ります。また、池田さんは、固有の自然にあふれる西表島に滞在。「本島とも全く違うマングローブの植生に感動しました。ビーチも、砂浜やサンゴ礁などがあり、リアルで体験しないとわからない自然の違いを実感できました」と池田さん。
充実した沖縄修学旅行を終えて、2学期はいよいよ学園祭が待っています。2人とも学園祭実行委員メンバーとして、学園祭を盛り上げようと今からはりきっています。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
芝中学校
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