互いを認め合い、高めあう演奏で心を1つにする吹奏楽部!
「強く 正しく 大らかに」を校訓に掲げる日大豊山。都心の最寄駅すぐそば、地上11階から地下2階まである校舎は、勉強も部活動も充実した学校生活を送ることのできる施設や設備が整っています。大きく成長する中高の時代に、異性の目を気にせず男子だけでのびのびと過ごす6年間。勉強も部活も行事も、どれも全力で、そして目一杯楽しみながら取り組むのが豊山流の学校生活です。
鉄道部、電子計算機部、理科部など興味を追求できる学芸部、水泳部、野球部、体操部などハイレベルな体育部と、それぞれの生徒の興味や関心に合わせた部活動が充実。どの子にも、きらっと輝いたり、一生懸命になれたりする、居場所の見つかる学校です。今回は、長い歴史を持つ吹奏楽部を紹介します。
中高合同で約40人が所属する吹奏楽部の活動は週6日。夏のコンクール、文化祭でのドリルフォーメーション(ドリル)での演奏、定期演奏会などに加え、全国大会への出場を目指す高校野球部の応援演奏も行います。顧問の林小春先生は言います。
「中高合同の活動のため、中学生は高校生の先輩を間近に見て憧れて練習し、高校生は後輩への指導や世話を通して成長します。普段はパートごとの練習を行い、大事な本番前にはプロの演奏者が指導に来てくれることで、生徒の技術も意識もグッと上がるのを感じます。伝統ある部活なので、吹奏楽部だけのバッジがあったり、OBが手伝いに来てくれたり、連帯感も強いです。演奏や活動を通して、支えてくれる保護者や周囲への感謝の心も育っていますね」
演奏のスキル向上に加え、体力も団体での協力も不可欠な吹奏楽部。ハードな中でも、大きな舞台でみんなで音や足並みを揃えて乗り越えた時の一体感や達成感は思いもひとしおです。吹奏楽部で演奏の楽しさを経験し、音楽系の大学進学やプロの演奏家になったOBもいるほど。
日大豊山の学校生活で見つかる生徒の輝く場の一つです。
吹奏楽部の先輩たち
【トランペット担当】
中2 森原悠太くん
「音楽鑑賞が好きな父の影響で、小さい頃からトランペットをやりたいと思い、小4で金管バンドへ。経験者といっても、やはり高校の先輩たちは上手で、アドバイスをもらいます。文化祭や定期演奏会に参加するようになり、本番は緊張しますが、いざ舞台で吹けると楽しいです。真夏の野球応援は楽器も熱くなり大変ですが、先輩たちを見て、次は自分もやりたい!と思いました」
高2 大嶋秀彦くん
「小学校で野球をやっていて、中学でも運動部に入ろうと思っていたけど、小5で訪れた文化祭のドリルを見て感動しました。当時僕は小柄で、ドリルでも小柄な先輩が俊敏に動いて演奏する姿が印象的でした。野球の応援は、グラウンドの野球部員と全力で盛り上がり、一体となる演奏です。野球部も演奏会を聴きに来てくれて特別な絆があります。親もサポートをしてくれて、中2、中3の反抗期でも活動を応援してくれたことにとても感謝しています」
【打楽器担当】
中1 武田駿くん
「小学校でバスドラムの演奏を体験して面白かったので、吹奏楽部では打楽器を選びました。様々なリズムを刻む最初の基礎練習は難しかったですが、家や学校で繰り返し練習するうちに上達することがやりがいになってきます。豊山の売店のお弁当は種類も豊富でおいしい!友達も先生も話しやすくて、明るくて楽しい学校生活です」
高2 吉田大夏(ひろなつ)くん
「文化祭のドリルでは、打楽器やパーカッションを担ぎ、革が使われた衣装で演奏し、歩きます。30分近く歩き続け、重いしきついけど、伝統を受け継げることに誇りを感じます。後輩が関わりやすく、そして尊敬される先輩になれるよう努力したい。豊山に来たのは、文化祭に来た時の自由な雰囲気に憧れたから。個性豊かな子ばかりだけど、豊山生は根が優しくて、互いを認め合う文化があります」
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
日本大学豊山中学校
[学校HP]https://www.buzan.hs.nihon-u.ac.jp/
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最寄駅/
メトロ有楽町線「護国寺駅」徒歩1分。