私学探検隊

世界50カ国約250校と交流するラウンドスクエア 今年は中国、コロンビアへ八雲から参加!

私たちが参加しました!
ラウンドスクエアin中国・深圳
蘆田(あしだ)愛華さん(高2)
入澤 暁(あき)さん(高2)

次世代のグローバルリーダーを育てる八雲学園。世界50カ国の私立学校250校が加盟する国際私立学園連盟「ラウンドスクエア」の日本2番目の加盟校です。加盟校同士は自由に交流をすることができ、毎年様々な国と留学生の行き来や訪問、交流などが頻繁に行われ、八雲のグローバル教育の柱の一つです。
毎年、アジア地域、そして世界全体でのラウンドスクエアの会議が開かれ、八雲からも代表者が参加し、世界中の同年代の生徒たちと宿泊し、議論し、アクティビティに取り組みます。今年の4月には、八雲から選考された高校生10人が中国・深圳で行われたグローバル会議(アジア会議から拡大)に参加しました。中国、アメリカ、インド、南アメリカ、UAE、韓国など9カ国から集まった生徒たちが、国を超えてグループに分かれ過ごす4泊5日。参加した2人に話を聞きました。

――参加した理由は?
入澤 「小6で八雲を知ったときから、ラウンドスクエアや9カ月プログラムに絶対参加したいと思って入学しました。コロナ禍でストップした時期もありましたが、やっと参加できる機会だったので、昨年9カ月プログラムに参加、そして今回はこちらに挑戦しました!」
蘆田 「海外に住んでいたことがあるので国を超えた交流や英語を使うことは楽しみでした。初めて親元を離れ一人で海外に行く機会に不安でしたが、思い切って飛び込みました」

――今回のプログラム内容は?
蘆田 「国を超えたグループに分かれて3つの課題に取り組みました。例えば『現代技術と伝統文化の両立』というテーマでは現地の人にインタビューしたり、グループで議論したりして、最終日に発表しました」
入澤 「ハイキングや中国民俗文化村を訪れるようなフィールドワークも多くありました。スポーツをしたり、部屋も他の国の子と一緒になったり、5日間ですっかり打ち解けました」

――参加してみて感じたことは?
入澤 「様々な英語のアクセントや語学力の差はありますが、一生懸命伝えることの大事さを感じました。また、バスケなどスポーツや趣味を通じて打ち解けることができたので、もっと今後も興味を広げたいと思いました」
蘆田 「同年代なので国は異なってもすぐに打ち解けて同じだと思う部分がある一方で、背景にある国の抱えている問題は異なることに気づきました。南アフリカでは、水道が出なくなるという日常の困難に衝撃を受けました。また、日本の問題として少子高齢化を挙げたところ、『政府はどんな政策をしているの?』と聞かれ、自分の知識の足りなさも痛感しました」

――自分の成長を感じる点は?
入澤 「1週間の滞在を動画編集して共有したのですが、みんなに喜んでもらい、いい経験になりました。また、現在話せる中国語、英語に加えて、もっと語学で繋がれるようにスペイン語なども学び始めました!将来、日本の良さを海外に発信する役割がしたいと思い、進路を海外大学から国内大学で国際教養を学ぶことへと変えました」
蘆田 「家族から離れる寂しさを乗り越えることができました。英語力だけでなく、もっと時事ニュースなどもしっかり勉強し、自分の考えを持って伝えられるように強くなりたいと思うようになりました。秋に開かれるコロンビアでの国際会議にも参加するので、今回の反省をいかし、しっかり意見が言えるようにしたいです」

生徒たちは帰国後に、ラウンドスクエアを仮体験できる「八雲バラザ(スワヒリ語で“会議”)」を開催。在校生にも面白さを伝え、今後ももっと参加してほしいと活動を続けていくそうです。


※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

八雲学園中学校
[学校HP]https://www.yakumo.ac.jp/
〒152-0023 東京都目黒区八雲2-14-1 Tel.03-3717-1196
最寄駅/
東急東横線「都立大学駅」徒歩7分。東急世田谷線 田園都市線「三軒茶屋駅」からバス「八雲高校」徒歩1分。JRなど「目黒駅」からバス「中根町」徒歩3分・「都立大学附属高校前」徒歩4分ほか。

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