2024年度より「DXハイスクール」に認定 デジタルスキルと創造性を身に付ける環境がより充実
自分にとっての社会貢献を考え続ける6年間
湘南白百合学園では、キリスト教の教えのもと「愛ある人として」、自分が将来どんな形で社会貢献ができるかを考える学びに力を入れています。そのため、「自ら考え、行動すること」を大切にしており、生徒が立ち上げたフィリピン支援のボランティアやSDGs推進の活動などが盛んです。近年は、校内のカフェテリア「リリースペース」のリノベーションを生徒が手がけるなど、答えの無い問いにも向き合い、試行錯誤する取り組みが加速しています。
このような活動の基盤となっているのが、同校の「探究」の授業です。中1から高2まで週2時間の「探究」の授業では、考え方や表現のスキルを段階的に身に付けていきます。さらに、夏休みなどの長期休暇には、生徒が自由に受講できる「探究講座」を複数用意。映像制作のプロによる「ドローン×映像編集講座」や高大連携をしている順天堂大学、北里大学などによる専門的な医療講座などが人気です。探究講座は異学年の生徒同士が学び合うだけでなく、ときに他校の生徒が一緒に参加することも。「いろいろな考えや価値観に触れられ、視野が広がりました」と在校生。普段とは違う仲間と共に考え、新たな発見をする経験は、将来に向けて漕ぎ出す基盤となります。
「DXハイスクール」に認定
これからの時代を見すえて
キリスト教教育をベースにしながら、時代の変化に常にアンテナを張って、積極的にチャレンジをしていく。そんな同校は、2024年度より文部科学省が指定する「DXハイスクール」に選ばれました。これは「情報、数学等の教育を重視するカリキュラムを実施するとともに、ICTを活用した文理横断的な探究的な学びを強化する学校」に指定されるものです。今後、生成AIを活用したプロダクト作りや、大学と連携した企画が始まり、より身近にデジタル技術を感じる機会が提供されていきます。
「AIと共生していくこれからの時代は、文理に関係なく、様々な社会問題を解決していかねばなりません。自分が将来、どのような形で社会貢献をしていくか、考えるきっかけになってほしいですね」と岩瀬有子校長。DXハイスクール指定に加え、今年度からパソコンルーム一帯のリニューアル工事もスタートし、よりハイスペックな機器が揃うエリアが校内に誕生します。従来から、一人一台のChromebookで充実したICT環境を実現していた同校。今回の一連の動きによって、デジタルスキルを身に付けられる環境がより充実します。「探究」の授業や講座で培われる創造性や考える力が、デジタル技術でどのように花開いていくのか、今後の活動に期待が高まります。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
湘南白百合学園中学校
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