男女協働による「継承×進化」の祭典、まもなく開催
文化祭の準備が始まった
今年も久我山生が熱くなる、文化祭(久我山祭)へのカウントダウンが始まりました。文化祭実行委員には中1から高2まで、総勢100名超が参加し、「イベント」「デザイン」「メディア」「展示」「お店」「総務」などの部門に分かれて準備を進めています。
今年のテーマは「ADVENTURE」です。それを伝える垂れ幕制作は「総務」の担当です。デザインを考え、その絵柄をもとに手作業で大きな布地に写して、色をつけます。
「『垂れ幕のサイズを変えてみる?』とか、10ヵ所以上設置するゴミ箱のデザインを『全て同じではなく、個別に個性を加えてみようか』とか。総務の中に『企画班』が立ち上がり『スタンプラリーのような参加型の企画をやりたい』という話も出ています。学年や性別に関係なく皆で話し合い、継承しつつも進化を加えられるところがこの活動の魅力です」(Y・Sさん)
遊園地、今年もやります!
「全てを生徒の手で」をスローガンに、実行委員とは別の有志で取り組む「遊園地プロジェクト」も3年目を迎えました。生徒(当時高1)の発案に始まり、先生と交渉して予算を獲得。「1年では終わらせない」を目標の一つに掲げて昨年、実施に至ったジェットコースターは大好評でした。今年は前年に購入した単管や金具等の使用を前提に、新たなアイデアを加えたジェットコースターと、新規にバイキングを制作中です。
リーダーのR・Yさん、副リーダーのS・Iさんをはじめ、多くの生徒が部活動との両立を図りながら活動に参加しています。文化祭実行委員のY・Sさんも同様です。学業だけでなく、人間関係を広げたり、経験値を高めたりすることに価値を感じて挑戦する、それが同校の「きちんと青春」なのです。ぜひ、文化祭に足を運んで、沸き立つエネルギーを感じてください。
体験は貴重!
入学後、2年ほどコロナによる制限がありました。部活も文化祭実行委員会も中3から始まり、以来、何事にも挑戦する気持ちで取り組んでいます。先輩の部門長に憧れていたので、自分から手を挙げて「総務」の副部門長になりました。
総務は他の専門的な部門を支える役割があるので、人のためになることがしたい、という私に合っています。自分が決めたことはきちんとやりたいので、部活との両立も苦ではありません。下級生と一緒に帰ったり、学校で会った時に挨拶されると、とても幸せな気持ちになります。文化祭当日は、冒険をイメージした垂れ幕(男子校舎に注目!)やゴミ箱に目を留めてもらえたら嬉しいです。
「遊園地」に挑む
有志団体
R・Yさん「僕は設計や絵を描くことが得意なので興味を持ちました。昨年から参加し、今年はリーダーを任されました。昨年は50名ほどでしたが、今年は85名と参加者が増えています。僕が突っ走った意見を言うと、もう一人の副リーダー(統括)がたしなめてくれます。僕ら3名を含む16名で議論して進めていく過程も、文化祭当日もやりがいがあります」
S・Iさん「私は皆で仲良くワイワイしながら1つのものを作り上げるって楽しそうだな、と思い、昨年から参加しています。中学時代の交友関係は同学年の女子だけでしたが、文化祭を経て、今年の体育祭では先輩や同輩の男子とも交流できました。先輩に対する敬語の使い方や後輩への接し方も身についてきました」
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
国学院大学久我山中学校
[学校HP]https://www.kugayama-h.ed.jp/
〒168-0082 東京都杉並区久我山1-9-1 Tel.03-3334-1151
最寄駅/
京王井の頭線「久我山駅」徒歩12分。京王線「千歳烏山駅」から関東バス「国学院前」。
JR中央線 総武線「三鷹駅」から京王バス「御嶽神社」徒歩9分。