私学探検隊

大学キャンパスに隣接し、中高大が連携しやすい環境。キャリア教育も充実!

大学と連携した中1の農場実習で整地から収穫までを学ぶ

日本大学藤沢中学校は、広大で自然豊かな日本大学生物資源科学部(湘南キャンパス)に隣接しており、大学が身近に感じられる環境です。中学ではそのメリットを活かし、中1で農場実習を行います。実習は週に1回、同学部の先生や大学生の指導のもと、整地から種まき、草取りなどを行い、野菜収穫までを学びます。ナス、ピーマン、ミニトマト、白菜、水菜、枝豆、とうもろこしなど、数種類の野菜を育てて、野菜の種類により生長のスピードが異なることを実感します。収穫後は自宅に持ち帰り、調理をして食べることで「食」について学びます。自分で育てた野菜を食べることにより好き嫌いがなくなったという生徒もいて、保護者にも好評です。中2では大学の施設を利用し、食品加工実習も行っています。生徒たちは中学生時代から大学生と接点を持つことにより、大学のイメージを具体的に持つようになります。

志望学部の模擬授業を体験
高3は大学の授業で単位認定も

高校1年生になると、希望の学部を訪問し、見学をしたり、模擬授業を受けたりすることも可能です。

大学の授業を体験する高大連携行事

また、昨年から日本大学商学部と生物資源科学部への進学を希望する高3の生徒を対象に単位認定制度を実施しています。大学の授業を先取りで受講し、単位も認定されるという付属校ならではの制度です。高校とは違う授業時間や試験など大学での学びをひと足先に体験することができます。同校は日本大学の中でも身近な存在である生物資源科学部に進学する生徒が多く、特に獣医学科は付属の中でも最も進学者が多いのが特徴です。「2024年度は10名が本校からの合格者でした。そのため、中学受験でも獣医学科に行きたいという理由で本校に入学した生徒もいます」と広報部主任の池田直哉先生は話してくれました。

多彩な進路実現を叶えた卒業生が来校し、講演

進路講演会で大学受験について話す卒業生

同校は、日本大学はもちろん、国公立大、早慶上理、GMARCH、医歯薬など難関大学への進学者も多いのが特徴です。大学付属校でありながら、他大学への進学にも柔軟に対応し、卒業生は多彩な進路を実現しています。特に特別進学クラスは難関大学への進学実績を年々伸ばしています。また、キャリア教育の一環として、定期的に卒業生が来校し、進路に関する講演会を行っています。難関大学に合格した大学生や、さまざまな職業で活躍する社会人の卒業生などの話を聴くことで在校生が将来について考えるきっかけとなっています。

大学キャンパスに隣接した豊かな環境でのびのびと学校生活を過ごせる同校。文化祭も中高合同で行い、中学生が高校生の高いレベルで活躍する姿を見て刺激を受けています。また、毎年中1の生徒が中学受験生に手作りのお守りをプレゼントするなど小学生との交流も行っています。幅広い年齢層との交流があり、さまざまな体験のできる6年間で、人として大きく成長することができそうです。

 ※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

日本大学藤沢中学校
[学校HP]https://www.fujisawa.hs.nihon-u.ac.jp
〒252-0885 神奈川県藤沢市亀井野1866 Tel.0466-81-0125
最寄駅/ 小田急江ノ島線「六会日大前駅」徒歩8分。

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