私学探検隊

さまざまな体験を通して学ぶ「人間力」グローバルな体験が将来のキャリアにつながる

EEC英語キャンプ(中学希望者)

川鍋芽生(めい)さん(中3)

アウトプットすることで
英語の実力もやる気もアップ
今年度からスタートしたEEC英語キャンプ。中1~3の希望者約20人が、8月18~20日の3日間、長野県立科町で英語によるキャンプ・プログラムを体験しました。
今回、EECに参加した川鍋芽生さんは、英語はもともと得意ではなかったそうですが、「昨年、姉妹校からの留学生をホームステイで受け入れたときに、もっと英語を話せるようになりたいと思いました」と参加の動機を語ります。
ゲームやダンス、ネイチャーワークなど多彩なプログラムのあいだ中、ネイティブの講師がことあるごとに「Don’t be shy」と声がけをしてくれたおかげもあり、一日中、英語漬けの時間も楽しめました。
「今までは頭の中で文法を考えてから英語を話そうとしていました。英語を話すのが当たり前のEECの環境にいると、多少、文法や単語が違っても“伝わればいい”と考えて英語を話す思い切りがつきました。英語の上達にはインプットだけでなく、アウトプットも大切だということを体感できましたね」 
EECで英語への自信を深めたモチベーションを今後にもつなげていきたいという川鍋さん。次の目標は英検準2級合格、そして12月には中3の最大のお楽しみ、オーストラリア修了研修も待っています。
「ファームステイで現地の人と英語でコミュニケーションをするのが今から楽しみです。自分からどんどん積極的に話しかけたいですね」

英語を話す恥ずかしさもネイティブの先生との交流で払拭できた

オーストラリア修了研修(中3)

小笠原優(ゆう)さん(高1)

外国人に自分から英語で
積極的に話しかけて自信を得る
中3で6日間のオーストラリア修了研修に行ったときの話を教えてくれたのは、高1の小笠原優さんです。
1泊目はファームステイで現地の人と買い物や食事をしたり、馬と触れ合ったり。2日目は砂でできた島・モートン島へ移動。リゾート気分を満喫しました。次のブリスベンでは、現地の大学生がガイド役となって街の中を案内してくれることに。川の流れる街・ブリスベンをフェリーで一周しながら、現地の大学生に質問を投げかけたりしながら会話を楽しむことができたと言います。最後はゴールドコーストに移動して、自由時間を過ごしました。
「英語を通していろいろな人とコミュニケーションを取ることで、世界が広がります。以前から英語が話せるのはステキだなと、憧れていました」という小笠原さん。そこでオーストラリアでも、積極的に自分から英語で話しかけるようにしたそうです。
「モートン島では、ホテルに滞在しているオーストラリア人、海外から来ている外国人たちに『何をしにここに来ているのですか?』と英語で突撃インタビュー。どの人も快く対応してくれてうれしかったです」
見ず知らずの人に英語で話しかけるのは勇気がいりますが、思い切ってやってみると、会話も通じて大きな自信になったと言います。
高1の夏休みは希望者向けの姉妹校への短期留学(2週間)にも参加。英語や海外への興味がますます募っているようです。

島田伸一郎教頭先生

生徒が自分で
結果をつかみ取るのをサポート
「素直・感謝・謙虚」な心の育成を目指す本庄東高等学校附属中学校。中高一貫のカリキュラムで高い学力を早期に養成し、キャリア・ガイダンスでは、自分の可能性に自分自身で気づけるような機会を数多く設けています。さらに、国際理解教育では、世界を舞台に活躍できる人材を育成。これらを通して、「考える力・学内外での体験・学ぶ意欲・知識」で現代社会を生き抜く「人間力」を育てていきます。
学校の特色のひとつである「国際理解教育」では、「日本」を通して「世界」へのまなざしを育てるのが目標です。中1では自分の身の周りの風土や文化を学び、中2で京都・奈良校外研修へ。中3ではオーストラリア修了研修のほかTGG(体験型英語学習施設)校外研修などで、英語力や国際的な視野を磨きます。
高2ではカナダ、もしくは北海道への研修旅行のほか、夏休みのオーストラリア語学研修(2週間・希望者向け・隔年)も実施。オーストラリア姉妹校から短期ホームステイも受け入れるなど、国際交流が身近なものとなっています。
「英語のコミュニケーションは、経験を積んで発信力を高めることが鍵。そういう機会をできるだけ多く持つことが、英語力を伸ばす原動力です」と島田伸一郎教頭先生は語ります。
もちろん、英語の基礎力も重視。中高ともに朝に毎日、英語の小テストを行い、単語力などをしっかり定着。英検の前には放課後、30分の補習を行うなどサポートも充実しています。特に「英検取得に対するモチベーションの高さは、本校の自慢のひとつです」
英語に限らず、インプット・アウトプットの繰り返しを重視する学びは、前に一歩踏み出す力を確実に成長させてくれます。
「結果を与えるのではなく、結果に向けてがんばれるような体制を学校がしっかりサポート。生徒たちが自分自身で未来をつかみとることを大切にしていきたいと思っています」

さまざまな教科の要素を探求し、英語でまとめる

国際理解教育

●日本の文化・伝統に触れる
【校内】 ・茶道特別体験
・百人一首大会
・和楽器体験(箏)
【校外】 ・陶芸体験(中3)
・京都・奈良校外研修(中2)
・古典芸能鑑賞(中2)
・大相撲観戦(中2)
●英語圏の文化・伝統に触れる
【校内】 ・英語特別講座
(英語でラッピング/英語でダイレクション)
・洋書講読
・英検受験対策講座
・GTEC対策講座
【校外】 ・Tokyo Global Gateway校外研修(中3)
・オーストラリア修了研修(中3)


※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

本庄東高等学校附属中学校
[学校HP]https://www.honjo-higashi.ed.jp/
〒367-0025 埼玉県本庄市西五十子大塚318 Tel.0495–27–6711
最寄駅/
スクールバス:JR上野東京ライン 湘南新宿ライン 高崎線「岡部駅」から12分、
「森林公園」、「妻沼」、「藤岡」、「伊勢崎」、「籠原」からあり。

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