私学探検隊

教育方針は「文武両道」!学習とクラブ活動の両立を目指す

全国ベスト8を目標に戦い、県大会3位の成績を収めた野球部。全国ベスト8を目標に戦い、県大会3位の成績を収めた野球部。

県内屈指の自慢の施設で
伸び伸びクラブ活動
「さわやかな印象」「はつらつとした行動」「ひたむきな姿勢」をスクールカラーに、学習とクラブ活動の両立を目指す「文武両道」を教育方針に掲げる八千代松陰中学校。15万㎡を超える広大なキャンパスは東京ドーム3つ分相当。野球部、サッカー部、陸上部など7つの競技別専用グラウンドと2つの体育館があり、15面のテニスコートに卓球場と千葉県内屈指の充実した施設を備えています。クラブ活動の種類もスポーツ系16・文化系11と豊富。専用の活動場所があることで他のクラブに遠慮することなく、生徒たちは伸び伸びと「好きなこと」に取り組んでいます。
9月初旬、夏休み中の千葉県中学総合体育大会や各種コンクールで見事な成績を収めた各クラブの表彰伝達式が行われました。体育館に整列した全校生徒の前で、全国大会に出場した新体操部、関東大会に出場した男女テニス部、水泳部、剣道部、合唱部など14クラブの生徒たちが壇上に上がり、校長の櫻井丸先生からトロフィーや賞状を授与されました。夏の大会を機に3年生が引退するクラブも多く、表彰伝達式は後輩にバトンタッチするけじめの儀式でもあるのです。

部員一丸となって2年連続で全国大会出場を達成した新体操部。

思い切り「好きなこと」に
打ち込める施設環境を用意
好成績の理由について、「本校はクラブ活動を頑張りたいと入学してくる生徒が多く、そうした生徒たちのエネルギーと恵まれた施設環境の掛け算の結果だと思います。各クラブが互いに刺激を受けながら切磋琢磨して頑張っています」と生徒会担当の菱沼大気先生。
教頭の佐藤暢高先生も、「学校のクラブ活動は縮小傾向と言われますが、専門的な知識を持つ外部コーチを招くことも含め、本校ではむしろ生徒たちが思い切り頑張れる環境を用意してあげたい。学校生活で生徒たちが『好きなこと』に打ち込むことで得られる達成感や自己肯定感は得難いもの」と、話します。
ハイレベルの施設環境を整える一方で、同校のクラブ活動は週休2日が原則。中学生は朝練習がなく、最終下校は午後6時と決められています。クラブ活動一色の生活にならないようにルールを作って、メリハリのある「文武両道」の学校生活となるように指導が行われています。

表彰伝達式の壇上に並んだ各クラブの生徒たち。クラブ結果報告会では、各部の部長から、壮行会で送り出してくれた下級生たちにお礼のメッセージが送られた。

野球部部長の向後くんも新体操部団体チームリーダーの佐藤さんも、クラブ活動に打ち込める環境だけでなく、勉強と両立できる『文武両道』の教育方針が入学の決め手でした。

左から、野球部部長の向後くん(中3)と新体操部団体チームのチームリーダー佐藤さん(中3)、生徒会担当の菱沼大気先生。



■どのように勉強とクラブ活動を両立させていましたか?
向後くん「下校時間が夕方6時なので、家での勉強時間を確保すること。朝早く学校に来てHRが始まるまでの朝時間を勉強に充てていました」
佐藤さん「クラブ活動のないテスト前の1週間は集中的に勉強すること。通学や移動時間、授業前の休み時間を無駄にしない。授業中にわからないことは先生に聞いて学校にいる間に解決するなど、効率的な勉強方法を自分で考えました」
■クラブ活動の成果について
向後くん「3度のタイブレークをものにして勝つなど苦しい試合も多かったのですが、グラウンドに立った時に、厳しい練習を積み重ねてきた自分の力を信じることが大切だと気づきました」
佐藤さん「昨年はゼロからチーム作りをして創部以来、初めて全国大会に出場し、今年は1から2にする努力を重ねて連続出場することができました。ベストパフォーマンスを発揮できなくても挫けずに、自分を信じて最後まで頑張ることが大事だと思っています」


※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

八千代松陰中学校
[学校HP]https://www.yachiyoshoin.ac.jp/
〒276-0028 千葉県八千代市村上727 Tel.047-482-1234
最寄駅/
京成本線・東葉高速鉄道「勝田台駅」からバス「八千代松陰高校前」。スクールバス:「勝田台駅」、
東葉高速鉄道「村上駅」から通学用直通バス、「北総コース」ほか生徒専用会員バスあり。

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