英語に囲まれた生活に2週間どっぷりひたって現地のリアルな学生生活を体験する海外語学研修
オーストラリアのケアンズで
内容充実の語学研修を満喫
女子一貫教育で、思いやる心を持ち、「仏教を基にした教育」と、キャリア選択に必須の知識やスキル、本質を見極める力を育む学校です。
毎年夏休みに約2週間、希望者を対象に海外語学研修を行っています。コロナ禍は中止や国内研修への変更もありましたが、5年ぶりに7月21日~8月3日12泊14日の日程でオーストラリアのクイーンズランド州・ケアンズで実施されました。今回は、中学2年16名、中学3年18名、教員2名、添乗員・看護師各1名が参加しています。「オーストラリアに到着後、ケアンズ最大の動物園『ハートリーズ・クロコダイル・アドベンチャーズ』でクロコダイルショーを見たり、コアラと触れ合ったり、世界最古の熱帯雨林のテーマパーク『レインフォレステーション・ネイチャーパーク』などの観光を楽しみました。夕刻にはホームステイ先の家族に対面して初日が終了。翌日から2022年に開校した私立の『ニューマン・カソリック・カレッジ』での学校生活が始まりました」と語るのは引率した副学院長の井上卓也先生。
バディと一緒に授業をうけ
学生生活に溶け込む
過去の研修は、学校で午前中に生徒向けの特別授業をうけ、午後はアクティビティや観光をしてホームステイ先に帰るという生活が中心で、現地の学生たちと触れ合う機会が少なかったそうです。
「今回の一番の特徴は、本校生徒1人に対し、バディとなる現地の生徒が1人ずつ付いてくれたこと。授業や休み時間などをともに過ごしてリアルな学校生活を体験することができました。1~2限は本校の生徒向けの特別授業をうけますが、2限が終わるとバディが迎えにきてくれて、40分間のモーニングティータイムを一緒に過ごします。おやつを食べても遊んでもいい自由時間なんです。その後、3~6限はランチタイムをはさんでバディが受ける選択授業に参加します。語学や調理実習、航空工学まで生徒によって異なるため、全員が同じ授業を受けられるとは限りません。ランチタイムには英語づけの生活から少し離れて、日本人同士でおしゃべりしたり、情報交換しあったりして息抜きもできていたようです。生徒たちに聞いてみると、バディが体調不良で交代になるなどのアクシデントがあってもそれをマイナスと捉えることなく何でも前向きに楽しめているというので安心しました」と井上先生。
ホームステイは、2人1組で滞在し、学校の送り迎えのほか、お弁当を用意してくれたり、週末にはスポーツ観戦やショッピングに出かけたり、バーベキューや料理のお手伝いをするなど、各家庭でさまざまな体験をしています。ほかにも生徒全員で人気の観光地、グリーン島でシュノーケリングやグラスボトムボ―トを楽しんだり、先住民族のアボリジニ文化が体験できる「NAIDOCday」で、ブーメラン投げや伝統的なパン作りを行うなど、学びのあるアクティビティも充実していました。
「学校の行事に私たちも参加できるなど環境も恵まれていましたし、生徒たちの満足度も高い結果となりました。今回の反省点をふまえつつ、来年以降も継続したいと思います」。
1・2限
国府台女子の生徒のみで行われる英語レッスン。写真はお菓子を食べながらお菓子について英語で学ぶ様子。地元の楽器を使った授業などテーマはさまざま
モーニングティータイム
1・2限が終わると40分の休憩。バディと一緒におやつ
3・4限、5・6限はBuddyと一緒に現地校の授業を受講
ランチタイム
ランチタイムはクラスメイトとクリケットを楽しむ姿も
ホストファミリーと
研修期間中最も長く一緒に過ごすホストファミリーとの記念撮影。お別れが迫った前日には、バディとのフェアウェルパーティも開かれる
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
国府台女子学院中学部
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