私学探検隊

生徒会が中心となって企画・運営 生徒たちがキラキラと輝いた「煌星祭」

準備から本番まで
多彩に活躍する生徒会

和洋国府台女子中学校高等学校は9月21・22日の2日間、学園祭を開催しました。同校の学園祭は毎年、その年のテーマに沿った名前がつけられます。今年は「煌星(きらぼし)祭」というテーマで、「生徒一人ひとりがキラキラと輝ける学園祭に」という思いが込められています。今回は、学園祭の企画から当日の運営までを担当した生徒会から高校委員長のS・Iさん(高2)と中学副委員長のK・Uさん(中2)にお話を伺いました。 同校の学園祭は企画から実行まで中高が一緒になって行い、年度初めから準備が始まります。まず、5月に学園祭の名前を決定。各クラスから1案ずつ出してもらい、生徒会で4~5案に絞ったものの中から投票で決定します。続いてクラスや部活動などの団体ごとの出し物を決め、生徒会が取りまとめます。夏休み明けにはいよいよ本格的な準備が始まります。生徒会では食堂部門でキッチンカー12台を呼び、それを統括している団体とのやりとりも担当しました。「タピオカ、ケバブなどを販売しましたが、生徒が販売している食品と重ならないように調整しました」(Iさん)。そして迎えた本番。生徒会は講堂で行われるパフォーマンスの運営を担当。Iさんは英語を織り交ぜたアナウンスを行いました。「原稿は自分で作成し、ネイティブの先生に見てもらいました。保護者に好評で嬉しかったです」と話します。Uさんは照明を担当。「出演団体ごとに色やスポットライトなどのリクエストがあり、緊張しましたが、うまくいきました」と達成感を感じている様子でした。運営をする中で2人はダンス部、箏部などのパフォーマンスが印象深かったのだとか。また、バルーンアーチの装飾も生徒会が担当し、来場者に好評だったそうです。

 

部活動としての参加も時間を工夫して両立

Iさんは書道部、Uさんは演劇部に所属しており、日ごろから時間を工夫して生徒会活動と両立しています。学園祭中は部としての活動もありました。書道部のIさんは書道パフォーマンスに出演。会場に訪れた人たちの前で大きな文字をダイナミックに書き、好評を博しました。「書道部は週5回活動しているので、時間のやりくりが大変でした」とIさん。一方、Uさんは演劇部に所属。学園祭で発表した劇では主役を演じました。「先輩にも演劇部と生徒会を両立している方がいるので、励ましてもらいました」と話します。2人は忙しい学校生活の中でも工夫して勉強時間を確保しています。来年受験生になるIさんは「通学の移動時間やバスの待ち時間など、隙間時間をうまく活用しています。英語が好きなので英文学科に興味があります」、Uさんは「理科と社会は週末に集中して勉強します」と話してくれました。高校生10人、中学生5人の役員メンバーで構成された生徒会。今後も学校生活のさまざまな場面で活躍してくれることでしょう。

 


※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

和洋国府台女子中学校
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〒272-8533 千葉県市川市国府台2-3-1 Tel.047-371-1120
最寄駅/
京成本線「国府台駅」徒歩9分。JR総武線(快速)「市川駅」、JRほか「松戸駅」、
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