「自分が社会に還元できること」を考えるキャリア教育
中高一貫校からの進路と聞くと、まず大学の進学率が気になる人も多いかもしれません。日大三高卒業後の現役進学率は87%。約9割近くが現役で大学に合格し、国公立、有名私立大学にも多く合格しています。その中でも、日本大学進学者は3割程度に過ぎません。
しかし、注目すべきなのはこの数字だけでは現れない部分なのです。日大三中・三高の生徒が大学を選ぶとき、見ているのは大学ではなく、その先にある職業や将来自分が進みたい道なのです。生徒たちは「犬のガンを治したいから獣医になる。だから、この大学のこの学部を選ぶ」といったように、“自分が何をしたくて、その大学を選ぶのか”ということをしっかり見据えています。そんな生徒たちが育つ日大三中・三高の進路&キャリア教育の秘密を解いてみましょう。
「自分で考える」機会を中学生から多く提供
キャリアを考える機会は、中2から用意されています。まずは、様々な分野のプロフェッショナルについての映像を見たり、ワークシートを使って調べたりして、多様な職業を学びます。そして、「どうやって社会に貢献したいか」ということを考えます。また、生徒が興味を持っている職種のプロフェッショナルを10人ほど招き、実際に話を聞く職業ガイダンスも繰り返し行っています。
中3になると、ディズニーアカデミーでホスピタリティの体験授業を受け、自分が人のためにできることを実体験から考えていきます。
高1で、文系・理系選択や大学進学についての進路適性検査を受けたり、先生との相談を重ね、高2からは文理別コースに分かれます。
高2では、大学の学部では実際にどんなことを学ぶのか、希望する職業にはどんな学部があっているのか知る機会になる学部別ガイダンスが開かれます。実際に通っている大学生や卒業生などがきて説明してくれることも多くあり、先輩達に直接質問できる貴重な機会です。
こうして、さらに高3で日大進学か他大進学かでI類、II類に分かれ、進路に合わせたさらに手厚い受験指導を受けられるようになっています。
行きたい進路進学を支える徹底した学力の定着
様々なキャリアや進路を考えるプログラムを中学生のうちから受けることで、大学進学だけでなく、その先の自分のやりたいこと、叶えたい夢を見据えていく日大三中生。しかし、その夢を叶えるには、やはり日々の基礎学力がしっかりと備わっていることが重要です。「読解力」「表現力」を伸ばし、習熟度に合わせた講習やチームティーチングの授業などもあり、基礎学力の徹底には、生徒・保護者から厚い信頼があります。
また、一緒に切磋琢磨できる仲間と、日々の部活や多くの行事で絆を深めていきます。
希望の将来へ羽ばたくための強い礎となる6年間が、日大三中・三高で待っています。
日本大学第三中学校
[学校HP]http://www.nichidai3.ed.jp
〒194-0203 東京都町田市図師町11-2375
☎ 042-789-5535
最寄駅/JR横浜線・小田急小田原線「町田駅」からバス「日大三高入口」「日大三高東」ほか。登下校時、京王線など「多摩センター駅」、「町田駅」、JR「淵野辺駅」から直行・急行バスあり。