新校舎と充実したプログラムがグローバル社会で活躍するリーダーを育成
生徒全員が取り組んだ男子校の「おもてなし」
9月の成城祭には多くの皆様にお越し頂きありがとうございました。今年のテーマは「粋(いき)」。各クラスの出店、各クラブの発表、招待試合など、成城生の「おもてなし」を堪能して頂けたかと思います。今年は中学1年生が有志参加して、映画『アナと雪の女王』の主題歌『Let it go』を英語で歌いました。声変わりちょっと前の元気な歌声でしたね。有志参加のウォーターボーイズは8年目。今年は「四段やぐら」に挑戦。成城生の頑張りがまっすぐ伝わる公演でした。
もうすぐ新校舎完成へ!
いよいよ新校舎建設も最終段階に入ります。現在、工事は、2015年1月の創立130周年に向けて急ピッチで進んでいます。残すところ旧校舎解体と人工芝のグラウンドのみ。既存の体育館(バレーコート4面)・屋外温水プール・柔剣道場に加え、普通教室棟・図書館・地下体育室・トレーニングルーム・カフェテリア(中1から利用可)・特別教室棟が完成しています。19時まで開室するチューター常駐の自習室も利用できるようになり、学習環境が整いました。学校説明会では、新校舎を一部ご案内いたします。
リーダー教育の伝統校が実践するエンパワーメント・プログラム
こうした校舎の一新に並行して、教育改革を進めています。成城は、リーダー教育の伝統校。歴史に名を残す数々のリーダーを輩出してきました。こうした伝統をベースにして、次代のリーダー育成に向けて、さまざまな取り組みを始めています。その中心になるのが、「エンパワーメント・プログラム」です。
これからの時代に必要なのは、失敗をおそれずに挑戦する前向きな姿勢です。グローバル・リーダーとして活躍するために、何よりも大切になるのは、自分の意見を論理的にまとめて、臆することなく発信し、多様な文化を背景にもつ人々と協働する力です。そこで、カリフォルニア大学デービス校国際教育センター長の藤田斉之先生の協力を得てスタートしたのが、このプログラム。今年で2年目を迎えます。
カリフォルニア大学の学生と、東大の外国人留学生から、グローバルマインドの高い学生を選抜して、8月中旬の5日間×6時間、中3~高2の生徒(希望者対象)5人と大学生1人のチームを編制して行います。「エンパワーメント」とは「自分の人生を自分で選択し、判断し、決断すること」を意味しています。「アイデンティティとは何か」「リーダーシップとは何か」というテーマから、超高齢社会など、さまざまな課題について取り組みます。
今年度は、基礎編と発展編を用意して、昨年度参加者にはさらなるステップアップを要求しました。プログラム修了後も、大学生と交流を続ける生徒が多く、カリフォルニアまで会いに行く生徒もいるほど。単なる語学研修や見学型の海外研修では得られない経験が出来ます。
こうした様子の一端は、学校説明会でお伝えできると思いますので、是非、ご参加ください。予約は不要です。各回、同じ内容ですので、ご都合に合わせてお越しください。
成城中学校
[学校HP]http://www.seijogakko.ed.jp/
〒162-8670 東京都新宿区原町3-87
☎ 03-3341-6141
最寄駅/都営大江戸線「牛込柳町駅」徒歩1分。