今、ときめいたキミは芝浦へ―2017年4月新校舎へ移転―
芝浦工業大学中学高等学校は、さらなる教育内容の拡充、より密接な大学との連携教育を実現するため約1・5倍に広がる敷地に新キャンパス建設を構想しています。2017年4月開校に向けて、現在、東京都江東区の豊洲地区への移転計画が進行中です。
新キャンパス4つのコンセプト
第1 サイエンス&テクノロジーを五感で感じるキャンパス
すべての教室に思考力・知識の活用力を育てるICT教育設備を導入し、同一フロアにガラス張りの理科実験室・技術工作室・コンピュータ教室を配置します。さらに、“テクノロジーへの関心と理解”を促す展示スペース(テクノロジーギャラリー)も計画しています。
第2 会話が生まれ学習への意欲を育むキャンパス
学習に集中できる自習室を設置。図書室は芝浦工大の図書館とシステムを共通化し、中高にいながら大学図書館の蔵書検索等ができるよう準備しています。新キャンパスは、芝浦工大・豊洲キャンパスまで徒歩15分ほどの立地。大学講義の聴講や多様なセミナーへの参加、図書館、実験室、運動施設、トレーニングジムなど芝浦工大の施設を利用する機会も格段に増えます。
第3 地域の街づくりに貢献する先進的なキャンパス
豊洲は多くの研究機関や産業施設が集まる先端科学学術都市。近隣施設を活用した体験学習や調べ学習などのフィールドワーク・プログラムを企画しています。また、文化祭では地域の子どもたちにも楽しんでもらえる理科実験や工作教室などを実施します。芝浦工大が豊洲キャンパスで開催している「大学開放デー」にも参加するとともに、独自の地域密着型イベントも考えています。
第4 災害に強い安心安全なキャンパス
建物規模および用途に相応しい耐震構造と、非常事態発生時の避難所としても期待されるような防災設備を備えた施設計画を策定しています。津波に対しても水面高さの基準となっている荒川標準水面よりも6・8m高い護岸で埠頭全体の安全が守られています。さらに、校舎建設時には盛り土で地盤面を整備する予定(東日本大震災後に内閣府や東京都の防災会議で発表された津波の最大想定高さは、南海トラフ型で2・3m、首都直下型で3・74m)。豊洲は、東京湾内の埠頭の中で最も古く整備された場所のひとつであり、巨大な建造物が長く稼働していた場所です。また、東日本大震災の際に液状化現象は見られませんでした。
いざ、豊洲へ!
豊洲は高層ビルや大規模ショッピングセンターと豊かな緑が融合した、東京を代表する街区の一つ。新キャンパスの建設予定地は、江東区の「豊洲グリーン・エコアイランド構想」に指定され、自然環境はもちろん、安全・防災面を含めて、持続的に人が住み、働き、学ぶことができる街づくりが進められている地区です。また、2020年、世界最大のスポーツの祭典も開催されます。ますます活気あふれる街となるでしょう。
芝浦工業大学中学高等学校
[学校HP]http://www.ijh.shibaura-it.ac.jp/
〒174-8524 東京都板橋区坂下2-2-1
☎ 03-5994-0721
最寄駅/都営三田線「志村三丁目駅」徒歩8分。JR埼京線「浮間舟渡駅」徒歩15分。JRなど「池袋駅」からバス「坂下二丁目」徒歩2分。東武線「成増駅」・西武線「練馬駅」・JR「赤羽駅」からバスあり。