徳才兼備の女性を育てる――三輪田で育てる5つの力
三輪田学園では、これまで行ってきた「生き方教育」を「三輪田ライフスキル・プログラム」として、さらなる充実と強化を目指して取り組んでいます。
その中で、次の5つの力の養成を掲げています。
1 世界に興味・関心を持ち、学び続ける力
2 問題を解決する論理的思考力
3 リーダーシップとフォロワーシップ
4 対話する力・共感する力
5 確かな職業観に基づく人生設計力
これら5つの力を、三輪田学園の生活(授業と行事)の中で身に付けていくことが6年間の学校生活における目標です。
では、これらの力をどのように身に付けていくかについて、具体的に紹介していきます。
日々の学びの中で育てる力
――「世界に興味・関心を持ち、学び続ける力」と「問題を解決する論理的思考力」――
三輪田学園の英語教育においては、発信する力を高めるために授業内でのスピーチや発表に加えて、長期休み中に全員参加の「集中講座」も取り入れています。中2で行う「イングリッシュ・キャンプ(2泊3日の国内英語合宿)」では、英語圏中心のネイティブの先生たちとコミュニケーション力を磨きます。さらに、高1で行う「サマー・スクール(1日5時間で5日間連続の校内英語研修)」(写真右)では、非英語圏の先生も交えて異文化交流と発話力を磨きます。さらに、英語・異文化への関心の高い生徒には、高1希望者に「カナダ海外研修」も実施しています。
実学重視の理科教育では、物理・化学・生物・地学の4つの実験室を利用して、中学3年間で100回以上の実験・観察を行っています。実験の過程や結果をよく考えることで、論理的思考力を磨いていきます。数学でも、答えを導くまでの過程である計算や式の立て方を重視して反復練習を行い、物事を色々な角度から考察し、分析し、考え、論理的に説明することのできる力につなげています。
学校生活や行事の中で育てる力
――「リーダーシップとフォロワーシップ」と「対話する力・共感する力」――
女子校という環境で、自主性や協調性を育てるために多くの学校行事が用意されています。球技大会、運動会、三輪田祭、校内音楽会などで、生徒たちはリーダーシップを発揮することもあれば、リーダーを支えるフォロワーとしてチームを支える一員になることもあります。良いフォロワーは良いリーダーにもなります。組織をスムーズに動かすためには、リーダーシップもフォロワーシップも重要な資質なのです。それぞれの場面で、生徒同士で共感し合い、対話を繰り返すことでクラスや学年の絆が深まっていくのです。
総合力として
――確かな職業観に基づく人生設計力――
三輪田学園で育てたい5つの力を統合するものとして、「自分で考え、自分で行動できる自立した女性」への成長を目指しています。「将来の自分」の姿をしっかりイメージして、「今」を一歩一歩着実に進んでいくことが三輪田生の生きる力になるのです。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
三輪田学園中学校・高等学校
[学校HP]http://www.miwada.ac.jp/
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☎ 03-3263-7801
最寄駅/JR・メトロ南北線 有楽町線・都営新宿線「市ヶ谷駅」徒歩7分。JR・メトロ東西線 南北線 有楽町線・都営大江戸線「飯田橋駅」徒歩8分。メトロ半蔵門線など「九段下駅」徒歩15分。