国際社会で人々の幸せのために奉仕を

世界各国の留学生が学校を訪れて交流をする「グローバルビレッジ」

キリスト教カトリックの精神を基盤に、かけがえのない個性と能力を豊かに伸ばす教育を実践してきた白百合学園。
中学・高校の6年間を通して、温かく落ち着いた環境で生徒たちは豊かな知性と感性をバランスよく身につけ、自己を確立していきます。
「国際社会で活躍できる人材が近年求められていますが、白百合学園では、人々が必要としていることに気づき、人々の幸せのために奉仕できる、芯の通った女性の育成を一貫して目指してきました。」と国際教育担当の山本智恵子先生が話してくれました。

中1からフランス語と英語 2カ国語必修で身につく

白百合学園では創立以来、英語とフランス語の二カ国語教育を実施してきました。そして3年前からは、中学1年生からフランス語も必修となり、中学3年間英語を週5時間、フランス語を1時間学んでいます。二カ国語を学ぶことで、異文化への理解を深め、複眼的な視野を養うことができます。
授業以外にも実践の場として、毎日昼休みにネイティブの先生と会話ができる「外国語の部屋」が開設されているほか、年に一度、外国語の発表会を行い、英語またはフランス語のスピーチや寸劇などを発表します。また、高校生の希望者が、フランス大使館を訪問してスタッフの方から大使館の仕事についてお話を伺います。

多様な機会を準備！国際交流プログラム

全員対象のプログラムとして、中3で総合学習の一環として行っている「グローバルビレッジ」があります。世界各国の留学生と共に小グループで様々なテーマについて英語でディスカッションを行います。
さらに近年力を入れているのが、希望者対象の海外の学校や学生との交流です。フランスの高校との交換留学プログラムには昨年2名が参加し、フランス人高校生を白百合学園に3週間受け入れ、その後白百合生が3週間フランスでホームステイをしながら現地の高校に通いました。
ほかにもアメリカのスミスカレッジで行われる9日間のグローバル人材養成プログラムに今年は3名が参加。女性としての生き方について、アメリカの学生も交えて語りあいます。
今年から学校にイギリス人留学生を招いて交流したりする取り組みも始まります。
「全員参加のプログラムだけでなく、希望者が参加できるプログラムが複数用意されているので、生徒はやりたいものを自分で選ぶことができます。国際交流プログラムへの参加を通して、語学力だけではなく、一人ひとりのかけがえのない能力をさらに磨き伸ばしそれぞれが自分を生かせる方法で、将来、社会に貢献してほしいと思っています」（山本先生）。

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

白百合学園中学校
［学校HP］http://www.shirayuri.ed.jp/
〒102-8185 東京都千代田区九段北2-4-1
☎ 03-3234-6661
最寄駅／JR・メトロ東西線 南北線 有楽町線・都営大江戸線「飯田橋駅」、メトロ東西線 半蔵門線・都営新宿線「九段下駅」徒歩10分。