新校舎建設が進み、全教室に電子黒板が導入。キャリア教育や放課後の取り組みなども充実!
ソフトとハード、両面から磨きをかけ、自ら学ぶ人に
文教大学付属中学校・高等学校では、数年前から教育改革を推進。その一環として、今年9月、新キャンパス「PORT」の第2期である、「East Port」(高校普通教室、食堂、技術実習室、被服・調理室)が完成します。PORTという名前には、生徒を船に例え、この校舎が将来に向けて、大海原へ漕ぎ出すための学びの港のようになってほしいという先生方の思いが込められています。完成に伴い、これまでの中学生に加え、高校生にも電子黒板を導入。これにより、動画やインターネットの導入など、より理解を深めやすい授業展開が可能になりました。
同校の教育改革は、校舎などのハード面だけでなく、生徒自身の能力を伸ばすためのソフト面にも力を注いでいます。学校とリクルートが共同で開発したキャリアノート「NEWTON」を用いたキャリア教育もそのひとつ。「NEWTON」にはさまざまな産業の仕組みなどが解説されており、それに関連した自分の考えや学んだことなどを書き込めるようになっています。ノートはその学年に合ったものが配布され、社会と日々の学習を関連付けて学習するところからスタートし、将来、どのような形で社会貢献ができるのかを考えられる人を育てます。
37時間授業、「B―ステ」留学制度なども充実
同校では、国公立大学進学を見据え、週37時間という豊富な授業時間数を確保しています。また、放課後の講習などがない分、部活動にも力が入れられるようになったことも大きなメリットです。また、放課後には、予備校と提携した「文教ステーション(通称B―ステ)」を設置。これは、「自立学習支援システム」で、専用のチューターが個々の生徒に合わせた学習をサポートしてくれます。部活動後にも通うこともでき、中学生は19時半、高校生は20時まで利用可能。学習習慣を身につけるよう、徹底的に指導しています。先生方はカードリーダーでB―ステへの出席をチェックし、週に2回以上行くように指導していますが、中には毎日のように通う生徒もいるのだとか。
さらに、同校では、国際理解教育の一環として、昨年度からオーストラリアへの中・長期留学制度もスタート。希望者は3か月から1年間の期間までを選択でき、世界を見ることで英語学習に取り組む姿勢も大きく変化しているようです。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
文教大学付属中学校
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