論理的に考え、記述し、発表する 新大学入試で問われる力を育てる男子進学校!
伝統の理科実験や各教科の授業を通じて、新しい大学入試で問われる「論理的思考力」「記述力」を育成
「私たちは、現在の中1から施行予定の新しい大学入試で重視される力を、“日本語や英語の運用能力”と“情報発信力”だととらえています。論理的に考えたことを記述したり発表したりすることで磨かれるこれらの力は、本校が今日まで、授業や行事を通じて育成してきた力です。これまでの実践がそのまま、新しい大学入試への対策につながると確信しています」
こう話されるのは、5年連続で都内最多の志願者を集めた東京都市大学付属中(世田谷区)の小野正人校長先生です。
「例えば、理科の実験授業では、中学の3年間で約60テーマもの実験を行い、毎回レポートを作成させます。レポートの書き方を繰り返し練習し習得していく中で、論理的に思考し記述する力を育てています。
そして、生徒たちの論述力を最も鍛えるのが、高校1年の『中期修了論文』です。各自が決めたテーマについて、文献を読んだりフィールドワークをしたりして論を組み立て、4,000字以上を執筆します。生徒たちは苦労しながらも、論文指導教員や友人のアドバイスを受け、書き上げています」(小野校長)
理科実験の充実から、科学大好き男子の志願が多いという同校ですが、理系志向の生徒も含めた多くの生徒の文章表現力を伸ばしている実績は、記述式の入試問題が多い国公立大学の合格実績が前年比113%に増えていることにも表れています。
豊富なプレゼンテーションの場で「表現力」をも磨く
さらに同校では、口頭発表などの「表現力」も重要なスキルとしてとらえられています。
「文章表現だけでなく、プレゼンテーションによる情報発信も、力を入れています。中1・2の弁論大会といった行事から、情報科の授業で取り組むクエストエデュケーション、学校説明会における生徒の司会・発表まで、人前で発表する機会をできるだけ多く設け、自身の考えを他者に伝える経験を積ませています。社会で求められている『コミュニケーション力』は、要するに言語の運用能力です。日本語であれ英語であれ、言葉をつかって伝える力は今後ますます重要になっていきます。幸いにも、本校は男子校ですから、異性の目を気にせずのびのびと自分を発揮できます。生徒たちには、中高で様々な情報発信の体験をし、力をつけた上で、次のステージへ進んでもらいたいと願っています」(小野校長)
論理的に考え、発信する機会が日々の授業や行事に豊富に盛り込まれている都市大付属中高。新しい大学入試はもちろん、社会に出てからも役立つ力が身につきそうです!
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
東京都市大学付属中学校
[学校HP]http://www.tcu-jsh.ed.jp/
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☎ 03-3415-0104
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