私学探検隊

目指すは「物怖じせず、行動をおこせる人」「現実に通用する課題解決力」を本気で育成

「国際性豊かな女性の育成」を教育目標に掲げる富士見丘中学高等学校。2015年にスーパー・グローバル・ハイスクール(SGH)に指定され、グローバルリーダー育成に取り組む学校としてますます認知度を上げています。2013年には、アラブ首長国連邦のザイード未来エネルギー賞グローバルハイスクール部門で、環境問題に先進的に取り組んでいる世界9校の中の1校に選ばれました。今回は、グローバル教育を牽引する同校の中学でのスタディスキル、高大連携プログラムの具体的な取り組み事例を紹介します。

課題に向かって、「何とかしようと行動をおこせる人」を育てたい

釜石フィールドワーク事前ワークショップ

釜石フィールドワーク事前ワークショップ:問題を理解し、課題解決への意欲を高めて、釜石フィールドワークに臨む。

「生徒に国際社会で通用する課題解決力を身に付けてほしいと願っています。それを実現するためには、まずは、課題解決を目指すアクションを起こすパッションがなければなりません。そのパッションを原動力に、人と協働しながら課題を克服していける、そういう人材を育てるためにどうしたらよいかを考えてプログラムを作っています」と大島先生。
こういったパッションを育むためには、グローバルイシュー(地球規模の課題)を知ることで、解決に向けた意欲の炎を生徒の心に灯すことが必要です。富士見丘中学高等学校では教員が一丸となって、国際社会で通用する課題解決力を身につけたグローバルリーダー育成に真剣に取り組んでいます。

2015年度に行われる高大連携プログラム

慶應義塾大学理工学部・伊香賀研究室
「運動量と学力の関係性に関する共同研究」
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科・大川研究室
「グローバルイシューに対する理解を深めるワークショップ」
上智大学文学部・北篠研究室
「環境史に関する遺跡を巡るフィールドワーク」
シンガポール経営大学経済学部・藤井研究室
「開発経済と人間・シンガポールフィールドワーク」

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

富士見丘中学校
[学校HP]http://www.fujimigaoka.ac.jp/
〒151-0073 東京都渋谷区笹塚3-19-9
☎ 03-3376-1481
最寄駅/京王線笹塚駅より徒歩5分