ユネスコスクールとして海外の学校と積極的に交流!英語力を磨き、豊かな人間力を育む6年間
世界のユネスコスクールと交流。〝体験して〟国際理解を深める
「ユネスコスクールには世界181カ国、約1万校もの学校が加盟して交流を図ります。学校同士が直接やりとりするので、プログラムがフレキシブルに組めるのが魅力」と、教頭の田中直樹先生は言います。
今年の6月にはマレーシア王立学校の中高生が1週間滞在しました。その滞在期間中は、生徒の自宅にホームステイをして交流を深めます。
「日ごろの勉強を生活の場で生かせるので、英語への意欲も高まります。宗教や文化、食べるものも違う国の生徒たちと交流することで、視野も広がりますね」と、田中先生。
生徒は全員〝ユネスコ部〟にも在籍し、さまざまな活動を行っています。9月に行われた文化祭では、難民キャンプに送るために1000着を超える古着を回収しました。「難民の子についても真剣に考えていました。日本よりも恵まれていない国はたくさんあります。世界の誰かのためにできることはないかと他者を思いやる気持ちも育っています。夏休みには、学校のない子どもたちのために、家の手伝いなどをして学校建設のための募金を集めました」(田中先生)
国際学院といえば、やっぱり英語!実践的に使える英語力を高める
国際学院の英語授業数は、公立中学校の約2倍。英語の授業内の会話はオールイングリッシュで行われ、ネイティブの先生と日本人の先生がチームティーチングで教えています。「国際学院といえば、英語」と、英語を身につけたいと入学してくる生徒を着実に伸ばしていきます。
学校全体で取り組んでいる英語検定では、中3の1学期の段階で、6割近い生徒が準2級を取得。中2で2級取得者もいます。朝のホームルームの前に、週に4日は英検対策の授業が行われ、放課後は週に3日、英会話の時間が設けられるなど、英語力を確実に伸ばす恵まれた環境が整っています。
「英語力」だけではない「人間力」を育てる少人数教育
「英語を話せるようにしてほしい」と、保護者の期待が大きい同校ですが、同じように「しっかりとした人格を身につけてほしい」という声が多数寄せられるそうです。「将来は英語を武器に大学に進学して専門の勉強を深めていくでしょう。その時に必要な教養や人間としての素地を中高の6年間でしっかりと身につけてあげたい」と、田中先生は言います。
とくに大切にしているのは「時間管理」と、「大きな声でのあいさつ」。毎朝、登校した生徒たちは職員室に直行し、先生全員に聞こえるように大きな声であいさつします。時間を守る意識づけとともに、声が小さかったり、顔色などの様子を見て先生が声をかけてコミュニケーションを図ります。「すべての生徒の顔や名前、性格など、中学の教員全員がわかっているので、必要に応じて教員間や保護者の方と密に連絡を取り合いながら、生徒一人ひとりを見守ります」と、中3生の担任の伊藤直樹先生。登下校時に保護者に届く“確認メール”も安心と好評です。
「また、昼食時は担任のほか、時には副校長や教頭も生徒と同じテーブルで一緒に食事をします。マナーを教えながら、楽しくコミュニケーションを深めます」(伊藤先生)
先生に温かく見守られながら、国際交流をとおして身につけた英語力とボランティア精神で、国際社会で活躍する日は近づいています。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
国際学院中学校
[学校HP]http://js.kgef.ac.jp
〒362-0806 埼玉県北足立郡伊奈町小室10474
☎ 048-721-5931
最寄駅/ニューシャトル「志久駅」徒歩12分。JR湘南新宿ライン(高崎線)「上尾駅」(宇都宮線)「蓮田駅」からけんちゃんバス「国際学院高校入口」徒歩4分。スクールバス:「上尾駅」「蓮田駅」からあり。