春と秋の合宿で田植えと稲刈りを体験

田植えの作業を昔のように手作業で行うことも体験

橘学苑中学校では、長野県飯島町にある同校の研修センターなどの充実した施設を利用し、体験行事や合宿など、さまざまな経験をすることができます。今回は、今年4月に入学した中1の4人の生徒にこの半年間を振り返ってもらいました。
生徒たちが半年間で特に印象深いと語るのは、長野で春に田植え、秋に稲刈りの合宿を行ったこと。普段、何気なく口にしているお米がどのようにして作られているのか、実際に見て、農作業を体験することができました。「毎日食べているお米が手間暇かけて作られていることを知り、これからは大切に食べたいと思いました」と話すのは、K.S.さん。田植えと稲刈りは昔ながらの手作業と機械を使った方法の2種類を体験。「濡れた稲を扱うのが思った以上に難しかったです」とH.K.さんも話します。刈り取った稲は精米され、生徒たちにより、橘花祭（文化祭）で販売も行いました。お米の販売は毎年、保護者などの来場者にとても人気で、今年もあっという間に完売しました。
橘花祭では、米に関する調べ学習の展示も行いました。H.Y.君は、この展示の準備に特に力を入れたと言います。「米作りの歴史や工程、田にいる生き物などについても調べました。僕は橘花祭の準備期間がこの学校に入学してからの半年間でいちばん印象に残っています」（H.Y.君）

少人数の特徴を生かし、勉強も部活も充実！

同校は少人数の特徴を生かした手厚い学習環境で、夏休みには長野の研修センターで自学自修を目的とした2泊3日の錬成合宿も行っています。合宿中は朝から夜遅くまで講義授業やテストを受けたり、問題を解いたりします。「最終日は夕飯にカレー作りもしました。火を起こすのが中1の役割でしたが、昔の人と同じようにするのは難しく、よい経験になりました」（H.K.さん）
テニスが盛んで系列のテニススクールが隣接していることも同校の特徴です。小学校からテニスを続けているH.K.さんとA.H.さんは、そこに魅力を感じ、同校を選びました。「高校生の先輩と一緒に活動するので、高いレベルでできるし、部活の後、スクールでもテニスができる環境。毎日が充実しています」
とA.H.さん。H.Y.君も同じテニス部に所属。K.S.さんは「かるた同好会」で積極的に活動し、それぞれ勉強と上手に両立させているようです。

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

橘学苑中学校
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