私学探検隊

知識活用力を養う立正中の教育

立正中が考える知識活用力

短期留学プログラム

短期留学プログラムは隔年でイギリスとアメリカを交互に実施しています。今年はイギリスに行ってきました。

「今、社会では知識を身につけるだけでなく、知識を活用できる力の育成が叫ばれています。本校では、知識活用力を『自分で問題を解決しようとする力』と捉えています」と校長の大場先生。立正大付立正では、夏季休業期間を利用した約3週間のアメリカ・イギリス短期留学プログラムを行っています。異文化の中に飛び込むため、例えばホームステイ先での食事や生活習慣の違いから、生徒は様々な壁にぶつかります。それをどう乗り越えるか考える力や姿勢が必要になります。また、自分の考えを相手に伝えるための英語力はもちろん、表情や身振り手振りを駆使してでも伝えようとする姿勢、論理的に相手に分かりやすく表現する力が求められます。つまり、「自分で問題を解決しようとする力」は、積極的に解決しようとする「探求心」、論理的に考える「思考力」、相手に伝えようとする「表現力・コミュニケーション力」であると考えているそうです。

知識活用力を養う立正大付立正の教育プログラム

「探求心」「思考力」「表現力・コミュニケーション力」を身につけさせるために、上述した短期留学プログラムはもちろん、中3職場体験やコラムリーディング、国語の論理エンジン、英語のスピーチや日記などに取り組んでいます。
中3職場体験は、生徒が1~3名程度に分かれて、希望する職場で3日間インターンシップを行う取り組みです。体験先の職場では、一社員として扱われます。生徒は初めて仕事を経験し、どうすれば効率的・効果的に業務ができるかを論理的に考え行動します。また、効率的に行うためには他の社員との連携が欠かせず、コミュニケーションの重要性に気付きます。
コラムリーディングは、朝の10分間で新聞の社説やコラムを読み、自分の考えをまとめ、クラス全員に向かって発表する取り組みです。様々な分野の情報に触れ、それぞれに対して自分の意見を考えるため、興味の幅が広がっていきます。また、人前で臆せず話せる力も養われます。
国語の授業では、「論理エンジン」を用いた授業を中1では週1回、中2・3では週2回行っています。文法や言葉の働きについて体系的に理解し、論理的な文章を書く力が身についていきます。また、生徒自身で題材について調べ、発表させることをしており、生徒の探求心や表現力を養っています。
英会話の授業では、中学全学年で英語のスピーチを一人ひとりが行い、映像化し、文化祭で流しています。学年が上がるにつれて論理的思考力が身につき、質の高い発表になっていきます。また、週1で英語での日記を書かせる取り組みを行い、論理的な文章を英語でも書けるように指導しています。
これらの様々な取り組みが相互に作用し、「探求心」「思考力」「表現力・コミュニケーション力」が養われるのです。今後も立正中で学んだ生徒の活躍が期待されます。

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

立正大学付属立正中学校
[学校HP]http://www.rissho-hs.ac.jp/
〒143-8557 東京都大田区西馬込1-5-1
☎ 03-6303-7683
最寄駅/都営浅草線西馬込駅西口下車 徒歩5分
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東急バス(森02)長遠寺前停留所下車 徒歩6分