私学探検隊

理科を軸に「探究心」に磨きをかける3年間が待っている

2016年2月1日(月)・2月2日(火)午後入試を実施します!
①14:45~ ②15:30~ ③16:15~(3つの時間帯から選べます)

佐々木優太さん(サッカー部)

▲佐々木優太さん(サッカー部)が手にしているのは、その年の優秀作品を選集した冊子「探究心」です。理科に限らず、社会や英語などの作品も載っています。「英語の力もついている実感があります。行事が豊富なので、クラスの枠を超えて友だちと仲良くなれるところも、桜美林の魅力だと思います」

桜美林が「いのちの教育」「英語教育」「国際教育」を大切にしている背景には、「学んだことを人のため、社会のために役立てる」という教育理念があります。教科教育も活字を追うばかりではありません。「学習を通して社会で必要とされる能力が身につくよう意識しています」(中学校副教頭/若井一朗先生)
その代表格が理科の「自由研究」です。1学期のうちに研究計画書を作成。理科マスター(中3生徒から選抜)や先生の指導を受けて研究計画を練り上げ、夏休みに実験、考察を行ってレポートにまとめます。佐々木優太さん(中3)は、昨夏「人とロボットのこれから」というテーマで二足歩行の研究に取り組みました。人の歩行を分析し、ロボットで実現するために、モーターに着目して二足歩行ロボットを複数製作。考察をまとめたレポートは校内表彰を受けるばかりか、「全国学芸サイエンスコンクール」(全国669の中学校・21,083点が応募)で旺文社赤尾好夫記念賞に輝きました。
研究に夢中になれたのはロボットが好きだったこともありますが、「中1の時に憧れた理科マスターの存在が大きい」と言います。理科マスターの役割は、研究計画書を見て、不十分な点を指摘しながら、どうすれば研究が成り立つのかを考えて、適切なアドバイスを行うこと。「理科マスターは文理の志望にかかわらず、人物も含めた総合的な評価で選抜しています」(理科教諭/遠藤美智子先生)。佐々木さんも「進路は高校へ上がってから考える」と言いますが、今年、理科マスターを務めて自信を深めた様子。3年間、絆を深めた仲間とともに、来春から始まる高校生活に思いを寄せています。
12月にも、同校の雰囲気や教育内容を知る機会があります。ぜひ一度、足を運んで受験を検討してみてはいかがでしょうか。

発見する喜びを味わいましょう!

理科では、自分の目で見て、手で触って考えることを大事にしています。ですから実験や観察をたくさん行います。中学生には発見をしてほしいので、先に実験を行い、結果から何が言えるかを考えさせています。高校生は先に知識を入れてから実験を行い、理論と照らし合わせるような授業を行っています。内進生の男子に理系志望者が多く、約半数を占めます。受験生にも、身のまわりのことや時事的なことに関心をもち、疑問をもったら自分で調べて、「なるほど、そうだったのか」と気づく喜びを味わってほしいと思います。

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

桜美林中学校
[学校HP]http://www.obirin.ed.jp/
〒194-0294 東京都町田市常盤町3758
☎ 042-797-2668
最寄駅/JR横浜線「淵野辺駅」からスクールバス5分。徒歩20分。スクールバス総台数15台(5~10分間隔で随時運行)。「多摩センター駅」からもスクールバス有。入学後6年間スクールバス無料。