未来を幸せに生きる女性(ひと)を育てるための充実の学習・体験カリキュラムを実現
生徒の力を伸ばすにはまずは環境づくりから
横浜富士見丘学園では、「未来を幸せに生きる女性の育成」を教育の柱に、常にその時代に応じた女子教育を行って来ました。近年、グローバル化が進む中、国際語である英語力が不可欠となっています。同校では、英語力を伸ばすには、まずはその環境を与えることが大切であると考え、今年度から1年次にネイティブ副担任を導入しました。毎日、朝・昼・帰りにネイティブと接することで、日常の中で英語を使い、“英語に対する抵抗感”を取り除くことを目的としています。さらに、3年次に英語村ブリティッシュヒルズ、4年次にオーストラリア研修に全員が参加。また、希望者を対象とした「セブ島英語マンツーマン研修」など、“活きた英語”を身に付ける学びの機会をたくさん用意しています。
一方で、すべての教科における学力の向上と学習習慣の定着を目的に、今年度から1・2年生を対象にチューター制度をスタート。週2日、放課後に7時間目を設定し、教員志望の大学生のチューターのもと、自学自習の姿勢をつくり、基礎学力の定着を図ります。こうして、1・2年次のうちに学習習慣をしっかり身に付けていきます。その上で、アクティブラーニングや体験学習などを通じて、「人間力」を育んでいきます。
充実の体験学習・進路指導で生徒一人ひとりの夢を実現
同校では、多様な文化を持つ人々が形成するグローバル社会で活躍するためには、他者理解が不可欠と考え、その心を育むためのさまざまな体験学習を行っています。中でも横浜富士見丘らしさを表す学びとして特筆したいのが、2年次に行う「二俣川・旭区研究」です。地域の官民の協力を得て、地域への理解を深め、そこから見えてきた課題を解決するために、グループで調査・分析を行い、課題解決案を地域の方々にプレゼンテーションします。これまで「お年寄りにやさしい街にするには?」「街の交通量を減らすよい方法はあるか?」など、さまざまなテーマが挙げられました。
また、4年次では企業提携型学習「クエストエデュケーションプログラム」に参加し、企業の商品開発体験をします。こうした体験は、今は他校でも行っていますが、他と大きく違うのは、同校の生徒たちが考える課題は、常に同校の校訓である「人のために」という思いがあることです。こうしたさまざまな体験学習を通じて「なりたい自分」を見つけ、5年次の秋からは本格的な進路選択を行い、夢を叶えるために必要な受験勉強に励みます。
同校では、進路指導においても手厚く、さまざまな講習をはじめ、専門家による進路カウンセラーを常駐させるなど、(週3回)、学校全体でバックアップをしています。また、今年度からは5・6年次の希望者を対象に、大手予備校の講師による「英語特講」を開始。こうしたきめ細かい学習指導が、今年度の進学実績にも表れ、過去3年間の難関大学合格実績は好調に伸びています。また、進学先が幅広い分野に分かれているのも、生徒一人ひとりの夢を実現させるための教育を行っている同校らしさと言えるでしょう。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
横浜富士見丘学園中等教育学校
[学校HP]http://www.fujimigaoka.ed.jp/
〒241-8502 神奈川県横浜市旭区中沢1-24-1
☎ 045-367-4380
最寄駅/相鉄本線「二俣川駅」徒歩12分。