ホームステイで文化に浸り、柔軟な中3の時期に学ぶ、イギリスでの研修!
高い学力と自主的に考える力を養う教育を行う橘学苑では、中1からグローバル教育に力を入れています。特に、グローバル教育の一環として中1で稲作を行い、中2で日本の伝統文化を学ぶなど、自国の文化もしっかり学んだ上で、中3の全員参加のイギリス研修に向かいます。
今年も4月にイギリス研修に参加したばかりの中3生3人が、貴重な7日間の学びを話してくれました。
――今回が初めて海外に行く人も多いと聞きましたが、不安はありましたか?
Tさん「行く前は、オーラルの授業で会話練習はしていても、現地の人と英語で1日会話して過ごしていけるのか不安でした」
Sさん「英語は実は苦手な教科だったので、通じるか怖かったです」
Hさん「初めての人と話すのは得意ではないので、知らない人と暮らすのは心配でした」
――滞在中は、ずっとホームステイだったそうですが、どんなご家族でしたか?
Tさん「私は、一人暮らしの母世代の女性の家でした。その人も私も動物が好きで、ネコが好きな話などで盛り上がりました」
Sさん「私とHさんは同じ家にステイだったのですが、3人の子ども、ご両親、おばあさんのいる大家族で賑やかでした。初日に家族で話して時間を過ごしました」
Hさん「私たちはホストファミリーにけん玉やお手玉などのお土産を用意したのですが、それをすごく喜んでもらえたのが嬉しかったです」
――ネイティブの先生の授業はどうでしたか?
Tさん「説明も英語で最初は分からなかったのですが、3、4日で慣れてきて分かるようになりました!」
Sさん「1クラス7、8人の少人数だったので、先生に質問しやすくてよかったです」
Hさん「小さい頃から英語を習っていて少し自信があったのですが、実際のネイティブの発音に最初は圧倒されました」
――印象に残ったこと、今後の思いを教えてください。
Tさん「朝学校に送り出してくれる時に『楽しい1日を!』って言ってくれることに文化の違いを感じました。今は家族みんなで英語を学び直して、いつかみんなで会いに行こうと話しています」
Sさん「帰国前夜にファミリーからプレゼントをもらいました。もっと一緒に居たかったです。苦手だった英語ですがもっと話せるようになりたいです」
Hさん「グリニッジ天文台に見学に行ったら、事前調査より多くの事実が分かり面白かった。イギリスに行く前はやりたいことがなかったけど、現地の大学の先生に『またおいで』と言われ、ぜひ留学したいと思うようになりました」
――引率された先生方にも研修の意義を聞きました。
田中先生「ホームステイは語学だけでなく文化を学びます。その国の人の人情、スタッフの温かさ、送り出してくれる家族への感謝、日本の良さの再発見。いろんなことに気づいてくれる機会なので、早いうちこそいいと思っています」
中川先生「元々人懐こい生徒が多かったのですが、帰ってからさらに人への接し方が変わり、コミュニケーションの質が向上しているのを感じます」
中学生のうちにいくからこそ感受性豊かに柔軟に吸収できる重要な機会になっているのですね。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
橘学苑中学校
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