オリジナルの海外研修だから得るものが大きい48年の歴史を持つ北米研修プログラム
48年の実績を誇る山手オリジナル北米研修
「世界を舞台に活躍でき、世界に信頼される人間」の育成を建学の精神に、国際交流教育を実践している山手学院。なかでも1969年から48年間継続している「北米研修プログラム」(以下、北米研修)は、山手の教育の柱のひとつ。今年も505名の高2生が旅立ちました。
近年、グローバル化が進む中、多くの学校で海外研修が行われるようになりました。しかし、その中身は、旅行会社がプランニングをした画一的な内容が多いもの。一方、山手の研修は、スタートした当初から、渡航先からホストファミリー、現地校の選択、その他のプログラムまでのすべてを先生たちが考え、現地と交渉し、48年間一度も途切れることなく実現させています。今回は、アメリカのワシントン州やカナダのオタワ、エドモントンなど6つのエリアに分かれて実施されました。
研修だけで終わらない未来につながる国際交流
北米研修のメインは、現地の家族と一緒に過ごすホームステイ。各家庭には同世代の子どもがいて、滞在中はその子がバディとなってサポートしてくれます。16日間の滞在の中では、バディの学校で現地の生徒と一緒に授業を受けたり、遠足に出かけたりします。また、日本の文化を紹介する発表会もあり、生徒たちはその準備を自分たちで考え、実行します。発表会では、ダンス、合唱などのパフォーマンスに加え、けん玉や浴衣の着付けなど体験コーナーを用意。ホストファミリーをはじめ、地域の方々に喜んでもらえるような企画を練ります。
「ダンスや合唱などみんなで行うものは、まとまるまでに時間がかかり苦労もありましたが、成功したときの喜びは大きかった」と生徒本部委員会委員長の大内彩花さん。北米研修は、英語の習得だけでなく、生徒一人ひとりの自主性を伸ばし、クラスが団結できる良さがあります。引率された内海美幸先生によると、「体験後の生徒の成長は大きく、よい刺激になっている」と話します。
山手学院の国際交流はその先も続きます。北米研修でお世話になったバディを今度はホストとして受け入れる「リターン・ビジット」があります。今年7月には約250人の外国人学生が同校を訪れ、受け入れが可能な生徒の家でホームステイをします。こうした体験ができるのも、国際交流が盛んな山手ならではのものではないでしょうか。
先輩の声
実は北米研修に憧れて山手を受験しました。だから、この研修を自分にとって最高の思い出にしたいと思い、生徒本部委員会の委員長にも立候補しました。準備段階では、クラスをまとめるのに苦労もしましたが、終わってみたら楽しい思い出ばかり。山手に入って本当によかったと思っています。7月のリターン・ビジットでバディに再会できるのが楽しみです。
先輩の声
中3でオーストラリアに行ったときは、滞在日数が短く、自分の英語力もまだなかったので、正直楽しめませんでしたが、北米研修は毎日が楽しく、充実していました。アメリカ人は出会う人すべてが笑顔で、親切。自然に、自分も笑顔になれました。これまでは英語に苦手意識を持っていましたが、今回の研修で自信がつき、今は将来の選択肢のひとつになっています。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
山手学院中学校
[学校HP]http://www.yamate-gakuin.ac.jp/
〒247-0013 横浜市栄区上郷町460番地
☎ 045-891-2111(代表)
最寄駅/JR根岸線「港南台駅」徒歩12分