今年4月より、男子校から共学校へ!様々な個性の中で“多様性"を学ぶ6年間
女子・帰国生が仲間入りしますます意見が活発に
1939年の創立以来、法政大学付属の男子校として77年の歴史を刻んできた「法政第二」が、今年4月より中高同時に共学化となり、新たなスタートを切りました。伝統ある男子校の共学化に驚いた方も多いと思いますが、「本校ではこれまでも、異なる個性を持った生徒同士が、互いに違いを認め合いながら学び合う『多様性』を大切にしてきました。近年、グローバル化が進む中、共学化は自然な流れであり、新たに女子生徒を迎えることで、より一層豊かな学びができると考えています」と、入試広報担当の望月則男先生は話します。
同校では、これまで受験勉強にとらわれない幅広い教養を身に付けながら、同校の教科教育の基本である「調べ、討論し、発表する」という、自らの考えをまとめ他者へ伝えることができる力を養う授業を積極的に進めてきました。こうした授業も女子生徒が加わったことで、これまで以上にさまざまな意見が交わされるようになり、共学化の効果が早くも表れているようです。
同校では2016年度入試から帰国生も受け入れるようになりました。また、今年から「生徒による国際交流委員会」が立ち上がり、川崎市にある国際交流センターの国際交流イベントに参加したり、海外の学生とインターネットによる交流を図ったりするなど、国際交流活動にも積極的に取り組むようになりました。こうした環境の中で、生徒たちはこれまで以上に「多様性」を学ぶ機会が増えています。
講堂・図書館・食堂 充実の新キャンパスが誕生
共学化スタートのタイミングに合わせ、キャンパスも新しく生まれ変わりました。武蔵小杉門から見えるガラス張りの円形の建物「木月総合文化棟」には、1階に2層吹き抜けの図書館が完成。同校の教育の基本である「調べ、討論し、発表する」を育むための拠点として、「読書の場」としての図書館機能だけでなく、授業やクラブ活動など様々な取り組みに利用できる学習室やPC教室を隣接させ「総合メディアセンター」として活用できるようになりました。
3階には1300席を擁する木質仕上げの落ち着いた雰囲気のホールが完成し、共学になって最初の入学式がここで行われました。ステージには可動式の音響反射板が設置され、音楽会での音響性能も優れたホールになっています。1階には中高生が一緒に食事ができる、明るく開放的な食堂も誕生しました。また、2017年3月には人工芝を敷設した広大なグランドが完成する予定です。
同校では、このように多様性ある学びと充実した施設の中で、中高6年間をのびのびと過ごすことができます。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
法政大学第二中学校
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