「ノブレス・オブリージュ」の 精神を体感できる藍桐祭(あいぎりさい)へ行ってみよう!
生徒主体の藍桐祭執行部が文化祭を盛り上げる!
女子校から共学校化して6年が経ち、難関大学への合格者数と中学校の志願者数も激増し、現在、注目を集めている東京都市大学等々力。そんな同校の教育、そして、生徒の姿を間近で見ることができる文化祭「藍桐祭」が、10月1日(土)と2日(日)に開催されます。
生徒が中心となって運営する藍桐祭。生徒の活躍ぶりとその見どころを、生徒活動部・藍桐祭担当の岩倉精(まこと)先生(保健体育)と桂哲郎先生(化学)に伺いました。まず、藍桐祭は、昨年度から有志による執行部が中心になって運営するようになり、生徒主体の文化祭として生まれ変わったのだとか。
「じつは、一昨年までは生徒会の役員が実行委員を兼務していました。生徒会役員が2つの仕事を掛け持ちしているのを見兼ねた高2の生徒10数名が、自ら執行部有志として藍桐祭をつくり上げ、盛り上げたいと、名乗り出たことがきっかけでした」(岩倉先生)
彼ら執行部有志が中心となり、それまで半ば強制的に選出されていた装飾や広報などの係を全校生徒から募りました。自らの意思で手を挙げ、執行部に参加した生徒たちは、中1から高2まで100名以上に。彼らが企画や検討を重ね、さらに、「どうしたらお客さんに楽しんでもらえるか?」「おもてなしとは?」といった接客のことも考えながら、準備を進めてきました。
「生徒が主体となって運営したことで、藍桐祭に取り組む学校全体の意識も変わりました」(岩倉先生)
その甲斐あってか、昨年の入場者数は5000人以上。生徒自らがつくり上げた藍桐祭は、お客さんにも楽しんでもらえたようです。
中学生のクラス発表で学校を知る! 生徒を知る!
昨年の参加団体は、クラス・部活動・委員会・有志など合計60以上。今年も多くの団体が参加し、テーマである「それぞれの本当の色」を探しだすため、準備を進めています。
「クラブ活動などのステージ発表はもちろん、クラス発表や有志によるダンスなど、男女問わずお子さんからお年寄りまで、すべての人が楽しめるのが藍桐祭です」(桂先生)
受験生のみなさんにオススメしたいのが、中学生のクラス発表です。
「中1では“学校紹介”の要素を入れ、中2・中3では“学んだこと”という条件で発表します」(桂先生)
「昨年、中1では『等々力生の一日を体験しよう』という発表がありました。また、中3のあるクラスでは『人形劇で歴史を学ぼう』といった班があったり、多摩川に生息している生き物を捕獲してきて展示する班もありました」(岩倉先生)
発表の方法もクラスの個性が出ていてユニーク、おもしろそうです。
「中学生のクラス発表は、本校の教科学習や行事の意味、そして、生徒の姿を知っていただく良い機会だと思います。また、たとえば、理科部では昨年『イカの解剖』など、お客さんが参加できる実験も行っています。お客さんが体験できる企画もさまざまありますので、こちらも受験生のみなさんには、ぜひ参加していただきたいです」(桂先生)
同校の教育目標は「ノブレス・オブリージュ」の精神と、グローバルリーダーの育成。その理念が伝わってくる藍桐祭です。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
東京都市大学等々力中学校
[学校HP]http://www.tcu-todoroki.ed.jp/
〒158-0082 東京都世田谷区等々力8-10-1
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最寄駅/
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