グローバルな視野と言語力を持ち、 ボランティアの精神で生きていく女性を育成
「言語力ウィーク」がスタート英語関連行事も再編
目黒星美学園では、カトリックの精神のもと、「グローバルな世の中を 言語力を武器に ボランティアの精神で生きていく女性」を育成しています。同校では、2016年度からの新たな取り組みとして、「言語力ウィーク」がスタートしました。これは「聞く」「話す」「伝え合う」の3つのスキルを総合的に高め合うことを目的とした活動で、毎月1週間、ホームルームの前の15分間を使って実施。学年ごとに課題を与え、ディベートを行います。中1の課題の例を挙げると、「ペットを飼うなら、犬派か、猫派か?」。犬派と猫派に分かれて議論しますが、ここでは実際にどうなのかではなく、自分が割り当てられた側についての意見を述べます。単なる言い合いではなく、自分と異なる意見に耳を傾け、自分の意見を論理的に話すことを心がけながら取り組み、論理的思考力を養います。
同校では英語力向上や、国際的感覚を身につけ、グローバルな視野を養うことを目的とした英語関連行事も積極的に実施。今年度から来年度にかけてその再編を行い、一層の充実をはかっています。中1は5月にイングリッシュキャンプ、中2は1月にブリティッシュヒルズ英語研修を、全員を対象に実施します。また、カナダ・ホームステイの対象学年を高1から中3の希望者に変更。高1・高2の希望者はニュージーランド・ターム留学に参加できます。また、オーストラリアの姉妹校サレジアン・カレッジとの間に交換留学制度を準備中です。もちろん、毎年夏休みに実施してきたフィリピンボランティア研修も継続していきます。同校には、自分に合った期間や目的で海外を体験するチャンスが多く用意されています。
自由意思で善いものを選び取る女性を育てるボランティア活動
同校では、フィリピンボランティア研修以外にも、被災地ボランティア研修、夏のボランティア体験など、大小さまざまなボランティアプログラムを実施しています。また、月に一度、東日本大震災の被災者のための祈りを行うなど、ミッションスクールならではの環境があり、生徒たちは災害などを遠くで起きていることではなく、身近な問題として考える習慣が身についています。今年の熊本地震発生時も、生徒たちが企画・実用化した災害時用携帯トイレを、いち早く現地に送り届けました。その際も生徒の意識の高さが発揮され、短時間に多くの生徒が集まって作業を進めることができました。現地では「女性目線で開発された携帯トイレは使いやすく、デザインにも癒された」と好評だったようです。これらの活動は、生徒と社会との接点を増やし、生徒たちが将来を考える上でも貴重な体験となっています。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
目黒星美学園中学校
[学校HP]http://www.meguroseibi.ed.jp/
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Tel. 03-3416-1150
最寄駅/
「成城学園前駅」からバス10分。小田急線「祖師ケ谷大蔵駅」から徒歩15分。東急田園都市線 大井町線「二子玉川駅」からスクールバス15分。