中2全員がボストンへ。国際社会で活躍する人を育成
英語に対する意識が変わる12日間のボストンミッション
昭和女子大学附属昭和中学校・高等学校では、6年間の学びで語学力はもちろん、国際理解力、コミュニケーション力など、グローバル社会で活躍するために欠かせない人間力を養います。中学の3年間では、学園施設である「昭和ボストン」への12日間の研修旅行を中心とした「The Boston Mission」というプログラムを実施。中2の3月という比較的早い時期に学年全員がアメリカ・マサチューセッツ州のボストンで研修を受け、国際感覚を磨きます。これは単なる語学研修ではなく、中1から研究を行い、中3では自分の研究テーマについて英語で発表も行う、継続的なプログラムとなっています。
同校では、今年度の入学生から総合力を身につける「本科コース」と高1で1年間の長期海外留学(カナダ)が必修となっている「グローバル留学コース」の2コースを設けていますが、それぞれのコースで各自のテーマを決めて、ボストン研修に臨みます。「本科コース」では「アート」「ヒストリー」「スクールライフ」のテーマに分かれ、自分のテーマに関するものを重点的に見学し、研究します。一方、「グローバル留学コース」は滞在中、英会話と現地生徒との交流プログラムがより多く組み込まれており、実践的な英語力やコミュニケーション力、グローバルマインドなどを学びます。
日本の文化を伝え、アイデンティティを感じる
ボストン滞在中は、近隣の学校の生徒を昭和ボストンに招き、「ジャパニーズデイ」という行事も行います。この行事で生徒たちは日本の文化を現地の生徒たちに伝える役割を担います。習字や、折り紙、あやとり、琴などを教えたり、一緒に盆踊りを踊ったりする交流を通じて、現地の同年代の生徒たちが日本の文化に興味を持ってくれていることを知り、改めて日本人としてのアイデンティティを感じるようです。このように、現地のことを知ると同時に自分たちのことを伝えていく必要性を実感することもこの研修の重要な意義となっています。
希望者向け海外研修など多彩なプログラムを用意
同校では、高1以上の生徒を対象とした希望者向けの海外研修も用意されています。中でも、春休みに実施している15日間の英国短期留学は、今年度で46回目という歴史を持つ研修で、イギリスの伝統的な文化を理解すると同時に日本文化を発信する機会にもなっています。また、グローバル留学コース以外の生徒は高1で選択制国内外研修旅行に行きますが、国内は沖縄、海外はベトナム、マレーシア、オーストラリアから行き先を選択することができます。ボストン同様、単なる旅行ではなく、国際的視野を養うなど、多くの学びを持ち帰る研修です。感受性の豊かなこの時期に異文化に触れ、多様な経験をすることにより、内面的な成長が期待できます。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
昭和女子大学附属昭和中学校・昭和高等学校
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