中高大の一貫教育で人間力を育成。中3の ハワイ研修は “本気”に目覚める貴重な機会に
生きる力=人間力を磨く
一貫校ならではの教育
東海大学の付属校として中等部から大学までの一貫教育を行う東海大学付属相模高等学校中等部。受験科目に偏ることのない深い学びと、文武両道で精神的に余裕のある学生生活が待っています。
「本校では、10年の一貫教育で、生きる力=人間力を身につけることを目指しています」と江﨑雅治副校長。
そのために中1は学校に1泊して被災生活を疑似体験する「いのちの体験」、中2は幼稚園児と触れ合い他者のためになることを学ぶ「保育実習」、中3では社会を実体験する「職場体験」などがあります。さらにそれらの人間力教育の集大成が、中3卒業時の春休みに行うハワイ研修です。
東海大学では海外教育機関として、1992年にハワイ東海インターナショナルカレッジ(HTIC)を設立。同カレッジの学生寮に宿泊し、キャンパスで約2週間の研修を体験します。HTICは米国西地区学校・大学協会の認定を受けた正式な短期大学(コミュニティ・カレッジ)。ハワイ大学ウェストオアフ校キャンパスビレッジ内にあり、ハワイ大学の施設も利用できます。
異文化を深く学び、体験し
真のグローバル力を育む
同校のハワイ研修は20年以上前から続く歴史があり、カリキュラムは全て学校が企画するオリジナル。午前中はアクティビティ、午後は大学講師陣によるスピーチやハワイ文化についての授業など。夕食後はフラダンスやハワイの歌の練習があり、1日の最後にスピーチのテクニックについてトレーニングを行います。1日中英語漬けですが、「語学の習得はもちろんですが、それよりも全く違う文化を体験することを重視しています」と江﨑副校長。
地元の私立高校で現地の生徒とペアを組みハワイのスクールライフを体験したり、移民の歴史がわかるプランテーションビレッジ、日米戦争開戦の地パールハーバーなどを訪問。単なる観光ではなく、ハワイの文化的背景を学ぶことで、異文化への理解が深まると言います。さらに、それが現地の人々と英語でコミュニケーションしたいという気持ちの刺激にもなっています。
「ハワイ研修は希望制で、40~50人の選抜。意欲を持って参加するだけに、自主自立の精神がしっかりと身につきます」(江﨑副校長)。
研修の後半にもなると、生徒たちはどんどん積極的に英語で会話するように変化。最終日には、2人がペアとなり全員の前で、英語でスピーチを堂々と披露するほどです。
「“本気になれるときに本気になること”を教えてくれるのがハワイ研修。失敗や傷つくことを恐れずに、頑張ることで初めて得られる達成感がある。そこで見つけた新しい自分を春からの高校生活に活かしていけるのです」(江﨑副校長)。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
東海大学付属相模高等学校中等部
[学校HP]http://www.sagami.tokai.ed.jp/
〒252-0395 神奈川県相模原市南区相南3-33-1
Tel. 042-742-1251
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